新たな感動が詰まった一話完結『そば屋幻庵』17巻が発売になります！

『そば屋幻庵』第17巻がついにリリース！

2024年12月13日、株式会社リイド社から新たな扉が開かれます。第17巻となる『そば屋幻庵』が発売され、読者を魅了する心温まる物語が待ち受けています。この作品の舞台は寛政年間、いわゆる江戸時代の新橋。この時代の風情を感じさせる蕎麦屋台、幻庵は、目に見えない不思議な魅力を持っています。著者はかどたひろし氏、原作は梶研吾氏です。このコラボレーションによって生まれた物語は、毎回新しい感動とともに、読者を惹きつけてやみません。

物語の舞台、幻庵とは？

新橋の柳の下で灯るほのかな明かりのもと、勘定方の重職を捨て、静かに隠居生活を始めた元旗本の牧野玄太郎。彼は、心を込めて打つ蕎麦を提供するために、屋台を引くことを決意しました。家族には秘密にしているものの、彼のもとには様々な悩みを抱えた多くの人々が訪れ、癒されます。今回の第17巻には、彼が心を込めて振る舞う蕎麦の力が、どのように人を温かく包み込むかが描かれています。

一話完結の魅力とは

新刊には、さまざまな物語が収録されていますが、特に注目してほしいのは『行き倒れ寸前の娘』のエピソード。このストーリーでは、空腹で倒れそうになっている娘を助ける玄太郎の姿が迫力があります。彼の温かさが感じられる瞬間に、読者は思わず涙することでしょう。また、今回の巻には、レジェンド声優・山寺宏一さんの絶賛コメントも収められており、読み進める手を止めることができない魅力があります。