企業におけるDX推進とやりがいに関する調査結果
背景と目的
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が叫ばれる中、ピー・シー・エー株式会社は、自社のDX推進に対する実感がもたらす社員のやりがいについて調査を実施しました。調査の結果、DX推進がされている企業とそうでない企業では、社員の意識や満足度に大きな違いが見えてきました。
調査概要
本調査は2024年9月26日から9月27日にかけて行われ、自社のDX推進を実感している社員100名および実感していない社員100名、合わせて200名の回答をもとに分析されています。調査は、IDEATECHのリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」を使用し、インターネットリサーチとして行われました。
主要な調査結果
1.
仕事の満足度
DX推進が行われている企業の92%が「現在の仕事に情熱を持ち、満足している」と回答。一方で、未推進企業ではこの割合が49%という結果でした。
2.
会社の目標への共感
推進企業の94%が「会社の目標やビジョンに共感しており、長く働きたい」と感じています。これは、未推進企業よりも46ポイント高い数字です。
3.
職場のサポート体制
DX推進企業では94%が「上司や同僚と良好にサポートをし合えている」と実感し、未推進ではこの割合は49%にとどまりました。
4.
報酬面の満足度
報酬については、推進企業の87%が満足していると回答し、未推進企業は39%と大きく差が出ています。
5.
仕事のルーチンワーク
推進企業の社員は「仕事の20〜40%がルーチン」と感じているのに対し、未推進企業の社員は「40〜60%」がルーチンと認識しています。
6.
仕事とプライベートのバランス
推進企業の94%が「仕事とプライベートのバランスが保たれている」と答え、未推進企業との差は46ポイント。
7.
大切な人への勧め
DX推進企業の95%が「大切な人に進めたい」と回答しましたが、未推進企業は46%に留まっています。
まとめと考察
調査から明らかになったのは、DX推進が実際に企業環境や社員の意識に大きく影響しているということです。特に社員のやりがいや職務満足度は、明確な差があったことに驚かされます。社員は業務効率化だけでなく、エンゲージメントやプライベートとのバランスを取ることができる環境を求めているのです。
つまり、経営者は積極的にDXを推進することで、社員のモチベーションや業務の効率を向上させることができると言えるでしょう。これは、将来的な競争力を維持する上でも不可欠です。
PCAのDX推進を後押しする製品紹介
ピー・シー・エー株式会社が展開する『PCAクラウド』や『PCAサブスク』といった基幹業務のサブスクリプション型サービスは、企業のDX推進に大いに貢献しています。このような先進的な技術を活用し、業務のデジタル化を進めてみるのも、職場改善の一助となるでしょう。
会社情報
ピー・シー・エー株式会社は1980年に設立され、東京都千代田区に本社があります。代表は佐藤文昭氏で、【公式サイト】(https://pca.jp/)もご覧ください。