子どもたちの成長を支える！LSA養成講座が開講します

子どもたちの特性を生かす支援を学ぶ

2024年8月24日から、発達に特性のある子どもたちを支援するためのeラーニング講座「LSA（学習支援員）養成講座スタンダードコース」が開講されます。この講座は、通常の学級に在籍している小中学生のおよそ8.8%が持つとされる学習や行動の困難に対し、適切な理解とサポートを学ぶことを目的としています。文部科学省の調査によれば、全国で推計70万人を超える子どもたちがこのような支援を必要としています。

発達に特性のある子どもたちは、自信を持って自らの能力を発揮できるように成長するために、周囲の理解と適切な支援が不可欠です。2024年4月からの障害者差別解消法改正により、どの学校でも障害や学習の困難さに応じた合理的配慮が義務化され、学習支援員の役割がますます重要になっています。特に、学び方の選択肢を提供することが求められています。

LSA養成講座の特徴

NPO法人エッジが提供するこの講座は、2005年から始まり、これまでに2,000人以上が受講しています。特に、発達に特性のある子どもたちに対する支援技術を習得するための内容で構成されており、全13回の講座で学べる点が大きな魅力です。受講者には講座の録画が提供され、欠席時や復習にも利用可能です。

- 受講期間: 2024年8月24日（土）～ 10月27日（日）
- 受講料金: 一般60,000円、学生20,000円

これに加え、上級コースとのセット割引もあり、より深く学ぶ機会を提供しています。詳細と申し込みは、こちらのリンクからご確認ください。

受講者の声

受講者からの反響も多数寄せられています。ある学習支援員は、「支援者としてどのように子どもを支えていけるか具体的に考えることができるようになった」と感想を述べています。また、福祉関係者も「子どもが望む支援方法が何であるかを理解することが重要だ」と実感したようです。保護者の中には、コースを受講することで我が子の成長を個々の特性に合わせて支えられることの大切さに気づいた方もいらっしゃいます。

NPO法人エッジについて

NPO法人エッジは、2001年に設立され、ディスレクシアを中心とした発達障害への理解促進と支援活動を行っています。代表の藤堂栄子は、各政府委員会にも参加し、発達障害者支援法や障害者差別解消法の議論にも関与しています。また、2024年3月には非営利組織としての信頼性を示す「グッドガバナンス認証」を受けています。エッジは、皆様からのご寄付や協賛を受けて活動を続けており、社会における正しい情報の普及や支援者の養成を進めています。詳しい情報や寄付の方法については、こちらをご覧ください。

子どもたちが持つ潜在能力を最大限に引き出すために、支援を学び、実践する貴重な機会です。ぜひLSA養成講座への参加をご検討ください。