スポGOMI甲子園2025 北海道大会が大盛況
2025年9月21日、北海道で行われた『スポGOMI甲子園2025 北海道大会』は、63人の高校生が参加し、熱気に包まれました。この大会は、3人1組のチームが規定エリア内のごみを拾い、その質と量でポイントを競うもの。特に今年は多くの高校が参加し、若者たちの環境問題への関心の高さを示しました。大会を主催したのは一般財団法人日本財団スポGOMI連盟で、運営には一般社団法人北海道海洋文化フォーラムが携わっています。
ごみ拾いを通じての意識向上
近年、海洋ごみ問題は深刻化していますが、その多くは陸からの流出が原因とされています。スポGOMI甲子園は、この問題を解決するための行動を提案する機会として位置付けられており、参加者は自身の行動が環境に与える影響を実感することができます。
激闘の末に見事優勝!
優勝したのは札幌日本大学高校の「ザンギ」チーム。初出場の1年生チームでしたが、会場になる豊平川で1.77kgのごみを集め、187.5ポイントを獲得して見事な勝利を収めました。このチームは、先輩たちが過去に大会で優勝した影響も受けており、期待が寄せられています。参加者たちの中には、環境問題に対する独自の視点を持つ者も多く、今後の活躍が楽しみです。
ごみの量とその意義
大会では、全体で収集されたごみの総量は13.68kg。前日の豪雨の影響でスタート前は悪天候でしたが、晴天に恵まれたスタート後は盛り上がりを見せました。参戦した高校生たちは、拾われたごみの中にタバコの吸い殻が多いことに気付くなど、日ごろ目にするごみがどのように流出しているのか考えるきっかけとなったようです。
「ごみ拾いは楽しむことが一番」
優勝した「ザンギ」チームのメンバーは、参加の感想を次のように語っています。「ごみ拾いが好きで、環境問題に興味を持っていたので参加しました。タバコの吸い殻がたくさんあり、捨てないことの重要性を感じました。次回の全国大会でももっとごみを拾って、楽しみたいです」
スポGOMI甲子園の意義
スポGOMI甲子園は、ただ単にごみを拾うだけでなく、将来を担う世代が環境問題に意識的に取り組むきっかけを提供しています。多くの高校生が参加することで、彼らの行動が他の人々にも影響を与え、環境への配慮が根付く社会を作る助けとなることを目指しています。
今後の展望
日本全体での環境問題への意識向上を促すべく、スポGOMI甲子園は全国大会を開催予定。高校生たちの情熱と行動が、私たちの暮らしを変えていく力になるでしょう。次回の全国大会では、各県予選を勝ち進んだチームが集結し、廃棄物問題に取り組む情熱をさらに刺激することが期待されます。皆様も、この活動に是非関心を寄せて一緒に環境問題の解決に貢献しましょう!
詳細はスポGOMI連盟の公式ウェブサイトをご覧ください。
スポGOMI連盟 HP