AIP合同新人研修の新たな挑戦
特定非営利活動法人AIPは、2005年から続く合同新人研修を2022年度からオンラインで受講できる新しいコースとして拡充しました。これにより、日本全国の参加者が自分のタイミングで研修を受けることができるようになり、『高品質な教育を福岡で提供したい』というAIPの理念がさらに広がりを見せています。
基礎教育コースの内容
2022年度の基礎教育コースは合計8つの講座で構成され、全9日間にわたって行われます。具体的な講座の内容は以下の通りです:
1.
SE向けビジネス文章 (4/6)
2.
SE向けビジネスマナー (4/7)
3.
情報の取り方 (4/8)
4.
プレゼンテーション基礎 (4/11)
5.
ICT技術・サービス基礎 (4/12)
6.
ロジカルシンキング (5/2、5/6)
7.
プロジェクトマネジメント基礎 (5/9)
8.
マーケティング基礎 (5/30)
各講座の詳細は
AIPの公式サイトで確認できます。
このコースはIT業界を志すエンジニアだけでなく、営業部門の新人にも特に役立つカリキュラムとなっており、ヒューマンスキルの向上やジェネラリストとして必要な基礎知識を広く学ぶことが可能です。また、全講座に参加しなくても一部だけの受講ができる柔軟性を持たせているため、忙しい新人でも本当に必要な分野を選んで受講することができます。
AIPの理念と研修の特長
AIPは、新人研修を通じて企業の枠を越えた絆を育むことを目指しています。また、以下の3つの特長を元に、DX推進に適合した人材を養成しています:
1.
人間性×コミュニティ:新人がじっくりとヒューマンスキルを鍛える環境を整え、研修期間を通じてコストや納期を意識させることで、企業を超えたネットワークが形成されます。
2.
高品質×低コスト:NPOとしての特性を生かした優秀な講師群により、質の高い研修をリーズナブルな価格で受けることができます。さらに、各種助成金の利用も推進しているため、短期間の参加が可能です。
3.
実践型×次世代:実務に即した教育内容となっており、ファシリテーションやチーム演習を通じて、次世代のコアメンバーとして活躍できる素地を育てます。
実績と今後の展望
これまでの17年間で、AIP合同新人研修には57社685名の参加があり、2021年度には23社96名が受講しました。2022年度もまた新型コロナウイルス対策を徹底しながら、集合研修とオンライン研修のハイブリッド形式を採用し、高品質な教育を確実に提供していく方針です。
AIPの本部は福岡県福岡市に位置し、理事長は本田敬吉氏です。AIPは2030年までにアジア全体に展望を持ちながら、高度なIT人材の育成を継続し、地域活性化を図る活動を行っています。AIPの活動にもぜひ注目してください。