新居浜の挑戦
2025-01-15 14:07:16

障がい者雇用の新たな挑戦!ワクリエ新居浜がオープン

障がい者雇用の新たな挑戦!ワクリエ新居浜がオープン



近年、企業のダイバーシティ推進が進む中で、障がい者雇用もますます注目されています。愛媛県新居浜市に位置するアビリティーセンター株式会社は、特にこの分野での新たな一歩を踏み出しました。新たにオープンした『ワクリエ新居浜』は、障がいのある社員が働くための拠点です。この取り組みにより、地域社会の一員として彼らが活躍できる場が生まれました。

障がいのある社員のための支援の歴史


アビリティーセンターは、2019年に「働く幸せ研究所」を設立しました。この部署は、障がい者が働く上での環境を整えることを目的としており、過去10年以上にわたり「サポートセンター」としての活動を通じて蓄積した経験があります。現在、この部署には18名の社員が在籍しており、国家資格を持つ人材やシステムエンジニアの経験があるメンバーなど、多様なスキルを持つ人たちが集まっています。

彼らは、一般企業でも重宝されることができるようにサポートされており、それぞれの特性を活かして活躍しています。社内の業務だけでなく、今後は社外のクライアントからの業務も受注する予定です。

『ワクリエ新居浜』の特徴


新居浜市にある生涯活躍のまち拠点施設に設けられたこのレンタルオフィスは、障がい者が持っている特性を活かしながらデジタル化推進に寄与できる職場です。そこでは主にデータ入力や書類スキャン、Excelマクロプログラムの作成、アンケート集計と報告書作成、さらには動画編集やチラシデザインなどが行われます。

デジタル化推進支援業務の具体例


  • - データ入力: 過去の紙資料をデジタル化し、それをチェック。
  • - 書類スキャン及びデータ整理: 紙資料をスキャンしてデータ化し、適切なファイル名を付けてフォルダに整理。
  • - Excelマクロプログラム作成: データ集計やシフト作成の効率化。
  • - アンケート集計と報告書作成: アンケート結果を集計し、グラフ化して報告書にまとめる。
  • - 動画編集、チラシデザイン: 動画作成や編集、チラシデザインを含むクリエイティブな業務。

地域企業のデジタル化支援


この新たな拠点設立の背景には、地域企業のデジタル化推進を支援する意図があります。デジタル化が進む中、企業は多様なニーズを持っていますが、障がいのある社員が活躍することで、新しい視点を提供し、地域社会全体の活性化に寄与することを目指しています。アビリティーセンターは、障がい者だけでなく地域の企業ともウィンウィンの関係を築き、互いに成長できる環境を作り上げたいと考えています。

まとめ


『ワクリエ新居浜』のオープンは、障がい者雇用の新たな一歩を示すものであり、地域社会にとっても大きな意味を持ちます。この取り組みが成功することで、将来的にはさらに多くの企業が障がい者雇用を推進し、社会全体が多様性を受け入れる風土が築かれることが期待されます。

会社情報

会社名
アビリティーセンター株式会社
住所
電話番号

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