Unreal Engine祭典「UNREAL FEST 2024 TOKYO」大盛況のうちに閉幕!講演動画・スライド公開
2024年11月2日、東京・ベルサール高田馬場にて開催されたUnreal Engine公式イベント「UNREAL FEST 2024 TOKYO」は、1639名もの参加者を集め、大盛況のうちに幕を閉じました。
本イベントでは、ゲーム開発のみならず、映像制作、建築、ファッションデザインなど、多様な分野におけるUnreal Engineの活用事例が紹介されました。各講演では、第一線で活躍するクリエイターたちが、Unreal Engineを用いた革新的なプロジェクトや技術について熱く語りました。
イベントのハイライト
講演以外にも、来場者を楽しませる様々な企画が用意されました。22ブースもの展示コーナーでは、Unreal Engineを活用した様々な作品が展示され、来場者は自由に作品を体験したり、開発者と直接交流する事ができました。
特に人気だったのは、Unreal Engine作品コンテスト「UE5ぷちコン」の受賞作品試遊コーナーや、Epic Games Japanスタッフによる「Unreal Engine なんでも相談所」です。来場者は、自身の疑問点を直接解消できる貴重な機会を得ることができました。
さらに、スマートフォンのカメラで3Dモデルを作成できる「RealityScan 体験ルーム」や、休憩スペース「Ecosystem ラウンジ」、フォトブースなども設置され、充実したイベント空間が演出されました。
講演内容のダイジェスト
講演内容は多岐に渡り、ゲーム開発における高度な技術から、建築やファッションといった分野への応用事例まで、幅広い内容が網羅されていました。
いくつかの講演タイトルと講演企業を挙げると、
『野狗子: Slitterhead』開発事例 (株式会社ボーカゲームスタジオ)
Cesium for UnrealによるAECデジタルツイン事例 (Cesium GS,Inc.)
『逃走中』×フォートナイト:IPコンテンツの技術的挑戦 (Alche株式会社)
『放課後ミッドターズ ザ・ライド』立体視映像制作 (モンブラン・ピクチャーズ株式会社)
『TEKKEN8』演出ライトシステムと負荷対策 (株式会社バンダイナムコスタジオ)
Unreal Engineでのモーショングラフィックス最前線 (Epic Games Japan)
Pixomondo ×『清澄白河BASE』におけるVADの役割 (ソニーPCL株式会社)
テクニカルアーティスト向け Unreal Python スタートガイド (株式会社Cygames)
3Dファッションの現在と未来:CLOとUnreal Engine (CLO Virtual Fashion Japan)
『TEKKEN8』におけるUnreal Engineを用いた映像制作術 (株式会社バンダイナムコスタジオ)
『Meta Bath デジタルで見る子宝湯』RealityCaptureメイキング紹介 (株式会社ホロラボ)
『戦場のフーガ』UEでの小~中規模ナンバリングタイトル制作事例 (株式会社サイバーコネクトツー)
など、多様な講演内容が来場者の関心を集めました。
講演動画とスライド、無料公開中!
イベントで発表された全12講演の動画とスライドは、イベント公式ブログにて無料公開されています。イベントに参加できなかった方にも、Unreal Engineの活用方法を学ぶ貴重な機会となります。
Unreal Engineに興味がある方は、ぜひ公式ブログをチェックしてみてください。
Unreal Engine と Epic Games について
Unreal Engine は、Epic Games が開発した世界をリードするリアルタイム3D開発ツールです。ゲーム開発にとどまらず、映画、テレビ、建築、自動車など、様々な分野で活用されています。
Epic Games は、世界的に有名なゲーム「フォートナイト」の開発元としても知られています。Unreal Engine、Epic Games Store、Epic Online Services を通じて、クリエイターたちが革新的なコンテンツを生み出すためのエコシステムを提供しています。
今後の展開
Unreal Engineは、今後も進化を続け、クリエイターの可能性をさらに広げていくでしょう。今後の動向にもご期待ください。