伝統が認められた酒種
2017-06-16 11:00:53

日本の伝統発酵種、銀座木村家の酒種がサワー種ライブラリーに収蔵!

日本初の快挙!酒種発酵種が認められる



日本の伝統ある製パン文化が再び注目を集めています。銀座木村家の「酒種発酵種」が、世界的に名高いベルギーのピュラトスが運営するサワー種ライブラリーに収蔵されることが決定しました。これは、日本独自の発酵技術が国際的な理解を得た証であり、その魅力が海外に紹介される良い機会ともなります。

酒種発酵種とは



「酒種発酵種」は、日本古来の米と麹から生まれる発酵種で、銀座木村家の長い歴史に根ざした技法によって守られています。この技法は、144年以上にわたり、代々の種師により受け継がれてきました。特に有名なのは、その酒種を使った特製のあんぱんです。これにより、日本の食文化を豊かにし、パンが持つ奥深い味わいの魅力を広く伝えています。

サワー種ライブラリーの取り組み



ベルギーのセント・ヴィッツにあるピュラトスのサワー種ライブラリーには、世界各国のベーカーが持ち寄った96種類(2017年時点)のユニークなサワー種が集まっています。このプロジェクトは、古代エジプト文明に端を発するサワー種の知識を守り育て、その文化を次世代に引き継ぐことを目的としています。サワー種は、パンの製造において必要不可欠な要素であり、風味や香りを引き出すための重要な役割を果たします。

酒種の文化的意義



銀座木村家の酒種は、単なるパンの材料にとどまらず、日本の米文化の象徴とも言えます。この酒種を使ったパンは、海外でも特別な存在感を放ち、日本の伝統と文化を体現しています。木村家の創業理念は、現代においても大切に受け継がれ、時を超えておいしさを提供し続けています。

ピュラトスとその役割



ピュラトスは、1919年に設立されて以来、パンや洋菓子、チョコレート原材料を提供してきた国際的な企業です。健康志向が高まる中、革新的な技術を駆使しておいしい製品を追求しており、特にサワー種は多くのベーカーに欠かせない存在です。酒種発酵種のライブラリーへの収蔵は、これからの日本のパン文化に新たな息吹を吹き込むことでしょう。

未来への期待



酒種発酵種がサワー種ライブラリーに加わることにより、今後、日本のパン文化がさらに広まり、世界中の人々がその魅力を感じるきっかけとなるでしょう。日本の伝統と現代的な技術が交わる場所で、新しい味わいと文化の発展が期待されます。酒種発酵種の価値が広がることで、日本全体がその恩恵を受ける日が待ち遠しいですね。

会社情報

会社名
ピュラトスジャパン株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前2丁目2番22号
電話番号
03-5410-2322

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