新たな価値の創造
2025-01-29 10:23:04

東京メトロが新たに挑戦するアップサイクルプロジェクトの魅力と意義

東京メトロの新たな試み、アップサイクル商品が登場



東京メトロ株式会社は、2025年1月31日から開始されるクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて、技術職用作業服を活用したアップサイクル商品を販売します。この取り組みは環境への配慮と新たな価値の創造を融合させたものです。今回は、限定250個の販売を予定し、目標販売数100個に達した場合にのみ商品が提供される仕組みとなっています。

取り組みの背景



東京メトロでは2020年4月に作業服をリニューアルし、使用済みで廃棄される生地が毎年増えています。特に状態の良い作業服に着目し、再利用とは異なる方法でリソースを循環させることができないかとの考えから、このプロジェクトが始まりました。サステナビリティの重要な課題の一環として、脱炭素と循環型社会への貢献を目指しています。

商品の魅力



今回販売される商品には、「旧作業帽」をモチーフにした全2種類のワークキャップがあります。これらは株式会社大丸松坂屋百貨店の協力を得て制作され、都内の障がい者の方々が就労される社会福祉法人東京コロニーも裁断作業に参加しました。生地は丁寧に洗浄され、職人による縫製が一つ一つ施されます。

また、アップサイクルのこだわりとして、運輸職用制服のメタルボタンやネームタグを活用しています。これにより、単に作業服を再利用するだけでなく、パーソナルでユニークな商品が完成しています。さらに、モノづくりの過程を重視し、地域社会への貢献も同時に考慮されています。

プロジェクトの経緯



当社は長年にわたり、鉄道車両の更新に伴い、使われなくなった車両を定期的に廃車処理してきました。金属部分はリサイクルされていますが、座席シートなどの布部材は再利用が難しいという課題がありました。このような廃材を活用し、新しい商品を創出するために立ち上げたのが「東京メトロアップサイクルプロジェクト」です。

初のプロジェクトでは、引退する丸ノ内線02系の座席シート生地を使った商品が制作され、好評を得て完売となりました。今回は、技術職用作業服に焦点を当て、その可能性を広げています。

今後の展望



東京メトロは、今回の取り組みを通じて uniforms や引退車両を活用したアップサイクル商品の開発をさらに推進していく計画です。こうしたプロジェクトは、持続可能な社会を目指すための重要なステップであり、SDGsの達成に貢献する取り組みとして位置づけられています。

詳細情報



  • - 【クラウドファンディング募集期間】 2025年1月31日(金)12時00分 ~ 2025年3月31日(月)23時59分
  • - 【販売ページ】 CAMPFIRE特設ページ

今回のアップサイクル商品は、環境に優しいだけでなく、個々のストーリーを持つ製品として、消費者に新たな価値を提供します。東京メトロの挑戦にぜひ注目してください。


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会社情報

会社名
東京地下鉄株式会社
住所
東京都台東区東上野3-19-6
電話番号

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