ZOZOとテゲバジャーロ宮崎がサプライヤー契約を締結し地域活性化を目指す

ZOZOとテゲバジャーロ宮崎の新たな関係

ファッションEC事業を展開する株式会社ZOZO（千葉県千葉市）は、宮崎県を本拠地とするプロサッカークラブ「テゲバジャーロ宮崎」とオフィシャルサプライヤー契約を締結しました。これにより、ZOZOはテゲバジャーロ宮崎の全選手、コーチ、スタッフにウェア（ユニフォーム、練習着、移動着）を提供し、クラブの活動を全面的に支援することとなります。

地域と深い結びつき

ZOZOは、2015年に株式会社アラタナを子会社化し、2020年に吸収合併。その後もカスタマーサポート部門を宮崎県に置くなど、地域に根ざした事業展開を行っています。このような背景から、宮崎の地域振興への思いが強まり、テゲバジャーロ宮崎の「Respect（リスペクト）」というクラブスローガンに共感する形で今回の契約が実現しました。このスローガンには、目の前に起こる全てに真摯に向き合う姿勢が表現されています。

ユニフォームデザインの魅力

新たに発表された2026シーズンのユニフォームは、宮崎に伝わる神話からインスピレーションを受けたデザインが施されています。特に、神事に使われる「紙垂（しで）」をモチーフにしたデザインが特徴です。これは「前に向かって突き進み、実りをもたらす」という意味を持ち、勝利を目指すクラブの姿と宮崎の発展を願ったものです。

テゲバジャーロ宮崎の目指す未来

テゲバジャーロ宮崎は、宮崎をホームタウンとするプロサッカークラブで、地域活性化を掲げています。クラブ名の「テゲバジャーロ」は、宮崎弁の「てげ（すごい）」とスペイン語の「Vaca（牛）」、そして「Pájaro（鳥）」を組み合わせた造語です。この名前には、勇敢に突進し、空高く羽ばたくという意志が込められています。

企業理念と地域への貢献

ZOZOは、地域への貢献をミッションとして掲げており、ファッションの力を通して宮崎の活性化を志向しています。彼らの企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という姿勢は、今回のサプライヤー契約の背景にも表れています。これにより、テゲバジャーロ宮崎とのパートナーシップを通じ、より一層地域に密着した活動を展開していくことでしょう。