AvePointがSalesforce向けデータバックアップソリューションを機能拡充
AvePoint Japan株式会社は、Salesforceに特化したデータバックアップソリューション「Cloud Backup for Salesforce® (Salesforce Data and Metadata Backup)」の最新バージョンをリリースしました。この新バージョンでは、従来のバックアップ機能に加え、データの分析や可視化が可能になる新機能が実装されています。
新機能開発の背景
近年、ビジネス環境の変化により、企業はデータ保護と活用の重要性をますます認識しています。ランサムウェア攻撃や自然災害などのリスクを考慮し、BCP(事業継続計画)の強化が求められています。AvePointは2022年からSalesforce社のApp Exchangeを通じて、自動バックアップを行うCloud Backup for Salesforce®を提供しており、既に200社以上の企業に採用されています。今回の新機能追加により、より効果的なデータ保護と活用が可能となります。
新機能の特徴
新たな機能として、以下のポイントが挙げられます。
- - データのリアルタイム把握:バックアップデータを活用することで、営業活動や経営状況の変化をリアルタイムで把握できるようになります。
- - 時系列でのデータ可視化:自動でスナップショットを作成し、データの変動や傾向を分析可能。過去のデータと比較しやすく、意思決定の質を向上させます。
- - BIツールとの統合:Tableauなどの主要なビジネスインテリジェンス(BI)ツールとシームレスに統合し、高度なデータ分析をサポートします。
このような機能を通じて、企業はSalesforce上の重要なCRMデータを効果的に保護し、必要な時に迅速に復元できる環境を整えることができます。
「Cloud Backup for Salesforce」製品の詳細
Cloud Backup for Salesforceの特徴は、その簡便さです。最大4回の自動バックアップをワンクリックで設定でき、包括的なリストアオプションにより、データの損失やサービスダウンのリスクを最小限に抑えられます。また、個別の企業ニーズに応じた課金モデルも用意されています。
定期的なバックアップ作業が、業務の中断やデータ損失への不安を軽減し、企業のIT部門にとって非常に助かるソリューションとなっています。
事例紹介
既に多くの企業がAvePoint Cloud Backupを導入し、成功を収めています。例えば、rakumo株式会社はSalesforce上の重要データの保護に合わせ、運用担当者の業務負荷を軽減しました。また、ランドコンピュータも顧客の要望に応じた柔軟なデータ保護設計を提供しています。
関連セミナーの紹介
AvePointは、App Exchange ONLINE Summitにて「重要なSalesforceデータのバックアップとTableauによる案件トレンド可視化を実現する」セッションを開催します。日時は11月13日、登壇者はAvePointカスタマーサクセスマネージャーの宮崎哲太氏です。このセッションでは、データ保護と活用の重要性をテーマに、Salesforceを安全に活用するためのノウハウを紹介します。
今後の展望
AvePointは、Microsoft 365やSalesforceにおけるデータ保護ツールを提供し続け、生成AIの普及に伴うニーズに応じて機能改善や追加を行い、より高度なデータ分析機能を提供する計画です。デジタル変革を進める企業において、データの適切な保護と活用は今後ますます重要になっていくことでしょう。
企業プロフィール
AvePointは、SaaS運用の最適化や安全なコラボレーションを実現するための最先端プラットフォームを提供しています。企業のクラウド移行を加速し、重要なデータを適切に保護することに注力しています。詳しくは
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