Verkadaが新たに発表した「Command Connector」機能の全貌とは

Verkadaが誇る新機能「Command Connector」とAIアラート機能

2024年秋、セキュリティ業界の革新をリードするVerkadaは、注目の新製品と機能を発表しました。この中でも特に革新的なのが、AI技術を駆使した自然言語アラート機能と、他社製カメラを統合的に管理できる「Command Connector」です。これにより、日本市場における物理セキュリティの向上が期待されています。

自然言語アラート機能の概要

最初に紹介するのが、強力なAI画像認識機能を利用した自然言語アラートです。この機能を使うことで、特定の条件に該当する人物や車両を馴染みのある言葉で設定することが可能になります。例えば、「ヘルメットを着用していない人」を検知するアラートを作成し、リアルタイムで監視者に通知することができます。

この高度な監視システムは、単にカメラに映った映像を確認するのではなく、あらかじめ設定した条件に基づいて迅速にリスクを効果的に捉えることができます。従来の手法である人による監視のみではなく、AIによる画像解析の力を活用して、潜在的な問題を事前に発見することができるのです。

他社製カメラを一元管理する「Command Connector」

次に注目すべき新製品が「Command Connector」です。これは、他社製のセキュリティカメラをVerkadaのクラウド型管理コンソール「Command」に接続し、統合的に管理することを可能にします。これにより、不便な機器の入れ替えを行うことなく、既存のカメラをそのまま活用しつつ、新しいセキュリティ機能を導入することができます。

この新機能は、ビデオセキュリティの運用プロセスをシンプルにして、調査を迅速化することを狙っています。従来、施設のセキュリティ管理は、複数のシステムを使い分けなければならないことが多く、時間と手間がかかりましたが、これにより一元管理が簡任に実現されます。これによって企業や組織は、運用の効率を高めつつ、新たなセキュリティ機能を利用することができるようになります。

その他の機能アップデート

さらに、今回の発表には、次世代型カメラモデルや新しいインターホン、そして第4世代のキーパッド付きドアリーダーなども含まれており、多岐にわたる製品改善が行われています。特に、360°魚眼カメラやPTZカメラが新たに加わることで、視野を広げたセキュリティ体制を実現することが期待されます。

利用料金やウェビナーについて

「Command Connector」およびAIアラート機能は、すべてのカメラライセンスに含まれるため、追加コストは発生しません。利用権は、今後徐々にリリース予定です。また、これらの新機能についての詳細を紹介するウェブセミナーも10月10日に開催されます。参加は無料で、オンラインで行われるため、興味のある方はぜひ申し込みを。