シャトージュンがIWC2025で2つの受賞、初の日本固有品種が輝く

シャトージュンが国際的なワインコンクールで栄光を手に

日本のワイン業界において注目すべきニュースが飛び込んできました。株式会社ジュンが運営する直営ワイナリー、シャトージュンが、イギリス・ロンドンで開催される世界的に権威のあるワインコンペティション「International Wine Challenge 2025」(IWC2025)において、銅賞（BRONZE）と奨励賞（COMMENDED）を受賞しました！これは、日本固有品種である「富士の夢」を使用したワインの受賞としては初となる快挙です。

受賞ワインの詳細

シャトージュンが受賞したワインは、まず白ワイン「JAPAN SELECT 甲州」です。これは昨年の「甲州2023」に引き続いての銅賞受賞で、テイスティングコメントでは、洋ナシやスミレの華やかな香り、砂糖漬けのフルーツのような味わいが特徴と高く評価されています。

もう一方が「ROUGE2023」で、こちらは山葡萄とメルロを交配した日本固有品種「富士の夢」を使用した赤ワインです。IWCにおいて「富士の夢」がエントリーされるのは初めてで、その受賞はシャトージュン「ROUGE2023」が最初です。

受賞の意義

このたびの受賞は、日本ワインの国際的認知向上に寄与し、魅力を広める重要な契機となりました。シャトージュンは、これからもブドウ栽培農家との信頼関係を築き、各々の特性を生かしたワイン作りを続けていくことを誓っています。「最高のブドウを用いた最高のワインを」との思いを持って、さらに良いワインを誕生させることを目指しているのです。

シャトージュンのブランドについて

シャトージュンは1979年に創業し、山梨県甲州市勝沼町にあるジュングループ直営のワイナリーです。自社及び契約農家から収穫されるブドウを使用し、豊かな風味を持つワインを製造しています。これまでに多くの国産ワインコンクールで入賞を果たしており、その実績は日本国内外で高まっています。

特に、看板ワインである「甲州」は2019年のG20大阪サミットで白ワインの代表として振る舞われるなど、国際的な場面でも注目されています。

今後の展望

今後もシャトージュンは、日本のワイン文化を育てつつ、世界中のお客様に楽しんでいただけるクオリティのワインを提供していくことに力を注いでいくことでしょう。これからのより一層の展開に期待が高まります。

なお、各ワインの詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。また、価格設定はオープン価格となっており、各ワインの販売状況に応じて変更される可能性がありますので、興味のある方はチェックしてみてください。