障がい者と共に作るカフェ
2020-11-03 23:49:12
障がい者の力を活かすカフェ『ソーシャルグッドロースターズ千代田』がグッドデザイン賞受賞
障がい者の力を活かすカフェ『ソーシャルグッドロースターズ千代田』
受賞の背景
2020年度にグッドデザイン賞を受賞した『ソーシャルグッドロースターズ千代田』。これは、障がいのある方々が積極的に活躍できる場を提供する、新しい形のロースタリーカフェです。このカフェは、障がい者のバリスタや焙煎士たちが中心となって運営されており、彼らが自らの能力を最大限に発揮できる環境を整えています。
このカフェの運営は、非営利法人によるもので、利益は全てここで働く障がい者たちの給与に還元される仕組みです。それにより、働く喜びとプライドを感じながら、貢献する喜びをも体験できる場所となっています。
カフェの特徴と魅力
『ソーシャルグッドロースターズ千代田』では、厳選された生豆を丁寧に焙煎し、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーが提供されています。ここでのコーヒーはすべてフェアトレードを原則としており、生産者や社会に対する還元意識がしっかりと根付いています。
このカフェに訪れたお客さまは、バリスタや焙煎士たちの情熱を直接感じながら、彼らが作り出す特別な一杯を楽しむことができます。その過程は、しっかりとした気持ちが込められています。お客さまもまた、その価値を理解し、支える立場へと変わっていくのです。
ダイバーシティの新しい形
近年、企業のCSR活動の一環として障がい者雇用が注目されていますが、その実態は厳しく、離職率も高いことが課題とされています。『ソーシャルグッドロースターズ千代田』は、その解決策として、「やりがい」を重視した働き方を提供しています。そこにあるのは、ただ支援を受けるのではなく、価値を生み出す側とすることで、障がい者雇用のあり方を再定義し、社会に新しい風を吹き込む試みです。
社会への貢献と可能性
このカフェは、千代田区という東京の中心地に位置しており、企業の人事担当者や役員たちが訪れることもあります。彼らにとって、障がい者が活躍する姿を directlyに見ることで、自社の雇用形態や働き方について考える良い機会となります。
「ダイバーシティ=簡単に感じられる」というコンセプトのもと、このカフェは社会からの学びの場を提供しています。美味しいコーヒーを通じて、障がい者がどれほど社会に貢献できるのかを見て、気づいてほしいという願いが込められています。
オンラインストアの展開
『ソーシャルグッドロースターズ千代田』では、便利なオンラインストアも運営しています。コーヒー豆に加え、ティーバッグ式のコーヒーバッグやギフトセットなど、多彩な商品が揃っています。これにより、さらに多くの人々がこのカフェの素晴らしさを体験し、支援につながることでしょう。
まとめ
『ソーシャルグッドロースターズ千代田』は、障がい者の力を社会に還元できる新しい形のロースタリーカフェです。おいしいコーヒーを楽しみながら、その背後にあるストーリーを感じ、共感し、支え合う社会の実現を目指しています。魅力的なコーヒーに込められた想いを知ることで、訪れる人々が新しい気づきを得ることができる場所です。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人ビーンズ
- 住所
- 東京都千代田区神田錦町1丁目−12−1 アーク錦町ビルII 5F
- 電話番号
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03-5577-6651