ガイアックスが新しいDAO設立サービスを発表!
株式会社ガイアックスが、分散型自律組織(DAO)を構成・運営するためのプラットフォーム「DAOX」から、新しいサービス「合同会社型DAO設立代行サービス」を発表しました。このサービスは、合同会社タイプのDAOを簡単に設立できるようにするもので、直接的なサポートを提供します。
合同会社型DAOの設立が解禁
2024年4月22日、日本において法人格を有する合同会社型DAOの設立が法的に認められるようになりました。この法改正に伴い、DAOの運営がより実現可能なものとなりますが、設立手続きには専門的な知識が必要となることから、ガイアックスは寺本司法書士事務所と提携し、設立から運営までの一連の流れをサポートします。
どのように進めるのか?
新設立代行サービスでは、「やりたいこと」と呼ばれるDAOのアイディアと、登記を行うために必要な2名の情報さえあれば、スムーズに手続きを進められます。初めてDAOを作る方でも、要望を基にしたコンサルティングが受けられるため、手続きの複雑さに悩まされることはありません。
スピーディーな流れ
1.
ヒアリング:まずはDAO設立についての詳細なヒアリングが行われ、要件や希望が確認されます。
2.
書類の作成:ヒアリングを元に、必要な書類が作成されます。これには合同会社型DAO設立に必要な様々な文書が含まれます。
3.
法人登記:書類が完成した後、正式に法人として登記を行います。
4.
DAOの立ち上げ:最後に、DAOXを使ってDAOの運営に必要な環境を整えます。
これらのプロセスは、日本国内でも初めての試みです。ガイアックスは、DAOを通じて新しい価値創造に貢献することを目指しています。
担当者からのコメント
寺本司法書士事務所の寺本氏は、長年の法人設立の経験を活かし、DAO設立に関わるサポートを行います。彼は、「DAOは非中央集権的な新しい組織形態として、社会課題の解決に寄与する可能性を秘めています」と話しています。
ガイアックスのDAO事業部副事業責任者である廣渡氏は、「当社のDAO組成のノウハウを活かし、合同会社型DAO設立のハードルを下げることができた」とのコメントを寄せました。実際に、既に設立の実績があるDAOの事例も複数存在し、効果的な運営がなされています。
特別プランの提供
スタートを記念して、先着5社には特別プランとして「合同会社型DAO登記&DAO組成一気通貫特別プラン」が提供されます。このプランに申し込むことで、DAO形成の具体的なサポートを受けることができます。詳細は公式ウェブサイトにて確認可能です。
まとめ
ガイアックスは、「人と人をつなげる」というミッションのもと、デジタル技術を活用したDAOの普及を図っています。新しい法人形態である合同会社型DAOが、どのように日本のビジネスシーンに影響を与えるのか、今後の動向に注目です。