かいけつゾロリ大冒険展の魅力を探る
2020年9月15日、埼玉県川口市のSKIPシティ映像ミュージアムにて開催される「かいけつゾロリ大冒険展」は、児童文学界で不動の人気を誇る『かいけつゾロリ』に焦点を当てた特別展示です。この展覧会は、1987年の初刊から続くロングセラーシリーズの歴史や魅力を振り返る貴重な機会となります。いまや多くの子供たちに親しまれ、広範なメディア展開を持つこの作品の核心に迫ります。
展示内容
原画展示
本展の目玉は、約150点の選りすぐりの原画展示です。第1巻「かいけつゾロリのドラゴンたいじ」の表紙、さらには第15巻「かいけつゾロリつかまる‼」の挿絵など、ゾロリの冒険が描かれた美しい原画が一堂に会します。これにより、作品の成り立ちと背景をより深く理解する手助けとなることでしょう。
お宝展示
ゾロリが集めた様々なお宝が、立体オブジェとして展示されます。「びっくりバコーン」や「トイレのはなこさん」など、作品に登場するお宝の立体化された姿を見ることができ、子供たちの想像力をかき立てる素晴らしい機会です。ファンには堪らない展示内容となっています。
創作のひみつ
さらに、原作者である原ゆたか先生のアトリエが再現され、スケッチブックやネーム集が展示される特別なスペースも設けられています。ゾロリの独特なアイデアやキャラクターがどのように生まれたのか、その創作プロセスを垣間見ることができるかもしれません。
アニメコーナー
アニメに関する資料やプロモーションビデオの上映も行われますので、アニメファンにとっても楽しめる内容となっています。新旧のアニメ資料を通じて、ゾロリの冒険を再体験できるでしょう。
関連イベント
本展では、関連イベントも盛りだくさん!
サイン会
原ゆたか先生のサイン会が10月11日に開催されます。事前申し込みが必要ですが、ファンにとってこの瞬間は一生の思い出となることでしょう。
お話し会
同日の午後には、「かいけつゾロリ 創作のひみつ」と題したお話し会も行われます。ここでは、原先生が作品の背後にあるストーリーやエピソードを語ります。トークショー形式で、観客とのインタラクションを交えながら進行されるため、参加者は貴重な体験を得ることができます。
かいけつゾロリとは
このシリーズは、主人公のキツネ・ゾロリと、イノシシの兄弟イシシ、ノシシの冒険を描いています。1984年に初めて紹介されたゾロリは、その後、スピンオフとして1987年から本格的にシリーズが始まりました。毎巻新たな冒険が描かれ、今もなお多くの人に愛されています。
「かいけつゾロリ大冒険展」は、ただの展示会ではなく、作品の魅力を体験し、新たな発見を得ることができる素晴らしい機会です。家族揃って訪れ、心温まるゾロリワールドに浸りましょう。
企画展概要
- - 会期:2020年9月15日~2021年1月11日
- - 場所:SKIPシティ 映像ミュージアム(埼玉県川口市上青木3-12-63)
- - 開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
- - 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
- - 料金:大人520円/小中学生260円/未就学児無料
- - お問合せ:映像ミュージアム 048-265-2500
公式サイトでは詳しい情報を確認することができます。ぜひ訪れてみてください。