京都大学観光MBAに新たな寄附講義が開講
一般社団法人Intellectual Innovations(II社)は、ユニゾン・キャピタル株式会社と協力し、京都大学において新たな寄附講義を設けました。この取り組みは、観光業界のプロフェッショナルを育成するためのものであり、観光事業戦略論および京都観光資源論の2つの講義が提供されます。
寄附講義の目的
II社のミッションは「学びを学び、学びを変え、学びをつくり続ける」にあり、様々な高等教育機関や企業と連携して次世代育成に取り組んでいます。II社の代表である池尾氏は、2018年の観光MBAの立ち上げ時からの関与を経て、今回の寄附講義設置に繋がる機会を得ました。このプログラムは、実社会との接続を図り、持続可能な観光業界の未来を担う人材を育成することを目指しています。
寄附講義の概要
観光事業戦略論
- - 日時: 2022年10月13日(木)から2022年1月19日(木)まで、全7回、隔週での開催です。
- - 達成目標: この講義では、観光関連企業の運営や投資について幅広く学び、第一線で活躍する経営者や専門家から直接教えを受けることができます。業界の持続可能な経営を実現するための人材育成を目指しています。
- - ゲストスピーカー: DXを活用した新しいビジネスモデルを提案する起業家など、観光業界の第一線で活躍する多様な専門家が招かれます。
京都観光資源論
- - 日時: 2021年10月6日(木)から2023年2月2日(木)まで、同様に全7回の講義が予定されています。
- - 達成目標: 京都という観光都市の持つ文化や歴史を学び、その資源をどのように活用して観光経営に繋ぐのかを考えます。この講義では、実際の成功事例を通じて実践的なノウハウを身につけることができます。
- - ゲストスピーカー: 著名な文化人や実業家が招かれ、京都の観光資源を活かした先進的な経営事例に迫ります。
一般公開講義の開催
一般の方も参加できるオープンな講義も予定されています。
- - 株式会社水星代表 龍崎翔子氏の講義: 2022年12月1日(木)
- - アレックス・カー氏による講義: 2022年12月8日(木)
- - デービッド・アトキンソン氏の講義: 2023年2月2日(木)。詳細についてはまだ準備中です。
これらの講義は、観光業界に興味がある方や、実際に関わる職に就いている方々にとって貴重な学びの場となることでしょう。
結び
京都大学の観光経営科学コースは、観光業界に特化した教育を提供することで、地域や産業の活性化に寄与することを目指しています。今回の寄附講義により、さらなる発展が期待されます。観光の未来を担う人材が、ここから育っていくことを楽しみにしています。