横浜市南区に拠点を置く認定NPO法人・SLOW LABELは、2024年12月22日(日曜日)に「ウェルビーイングな暮らしの共創ミーティング」を開催します。このミーティングは、横浜駅西口に位置する新たな複合施設「Vlag yokohama」との共催で行われます。ウェルビーイングに関心を持つ市民、アーティスト、企業、自治体などが集い、未来の生活を共に探求する架け橋となることを目的としています。
イベントの内容
当日は、「ウェルビーイングな暮らしの実現」のために何ができるのかを、参加者全員で話し合うセッションが設けられます。年齢、性別、国籍、障害の有無を超えた参加者が集まることで、多様な視点が生まれ、共創の場が広がります。特にこのイベントは、Vlag yokohamaに入場できる貴重な機会です。具体的には、施設見学を兼ねたネットワーキングの時間もあり、参加者はこの特色ある場所で、新たなつながりを築くことができます。
Vlag yokohamaについて
「Vlag yokohama」は、2024年6月にオープンした新しい複合施設で、地上42階という高層ビルに位置する「THE YOKOHAMA FRONT」にあります。施設内にはオフィス、カフェ、ラウンジ、ホールなどが揃っており、「未来の兆し(= Vlag)溢れる共創の場」をテーマとしています。利用者が各自の旗印を掲げ、明るい未来への第一歩を踏み出せるように支援することがこの施設の水準です。
SLOW LABELの活動
SLOW LABELは、2017年からシルク・ドゥ・ソレイユのサポートを受け、全国で「ソーシャルサーカス」を推進する取り組みを行っています。このプログラムは、サーカスの技を学びながら必要なスキルを育むものとして、特に困難に直面する地域でのコミュニティビルディングに力を入れています。たとえば、貧困や移民の問題に対して、アートを介して解決策を模索する姿勢は多くの人々を引き付けてきました。
日米交流プログラムの報告
また、SLOW LABELから派生した「SLOW CIRCUS」チームは、東京2020パラリンピック開会式でも個性を発揮する環境づくりに貢献しました。2022年以降、彼らは日本とアメリカ間でソーシャルサーカスの技術を共有するプロジェクトを進め、地域の障害を持つ子どもたちに向けたクラスを開催しています。2024年夏には、シアトルのアクロバット学校のトレーナーが来日し、プログラムを実施しました。この交流活動を通じて、参加者たちはさらなるスキル向上に努め、新たな挑戦を重ねています。
当日のプログラム
「ウェルビーイングな暮らしの共創ミーティング」では、09:30からの受付後、さまざまなプログラムが組まれています。第一部では、SLOW LABELとソーシャルサーカスの概要や日米交流の成果報告が行われ、第二部では「ウェルビーイングな暮らしに向けてフラグでできること」をテーマに、参加者同士によるセッションが展開されます。交流会では実際にサーカス体験を行う機会もあり、参加者同士のさらなる絆を促進します。
このイベントは、参加費700円で、ポータルサイトPeatixからのお申し込みが可能です。多様なバックグラウンドを持つ皆様のご参加をお待ちしています。