VEEMO Welfareが兵庫県の技術革新プロジェクトに採択されました

VEEMO Welfareが兵庫県のイノベーションプロジェクトに選ばれた理由

兵庫県は社会課題の解決に向けて革新的な技術を活用した取り組みを進めており、その一環としてスタートアップ企業とのコラボレーションを強化しています。このたび、株式会社オートバックスセブンの100％子会社であるVEEMO株式会社が展開する「VEEMO Welfare」が、同県主催の「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」に採択されました。テーマは「車いす使用者利用駐車区画の不適正利用の防止」です。

VEEMO Welfareの概要

「VEEMO Welfare」は、デジタル障害者手帳「ミライロID」と連携し、障害者手帳を所持している方が安心して駐車スペースを利用できる環境を提供するアプリ管理サービスです。具体的には、車室の中央に設置されたスタンドが利用者のアプリ操作により降ろされ、必要な方だけが車室を利用できる仕組みとなっています。この方法により、不適切な利用を防止し、必要な人が確実に利用できるようになります。

実証実験と効果

兵庫県は本プロジェクトにおいて、VEEMOによる実証実験を県内の公共施設および民間施設で行う計画を立てています。この実証実験によって、現場に即した改善が進められ、得られた知見をもとに社会実装へとつなげていく予定です。VEEMOは、地域の社会課題解決に向け、全国の公共施設や商業施設への展開を目指しており、障害者用駐車スペースの適正利用を促進することを狙っています。

VEEMOの未来への展望

「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、兵庫県が抱える社会問題を解決するための重要な取り組みです。同プロジェクトを通じて、VEEMOは地域における新たな価値創造を目指し、利用者の利便性向上と社会課題解決に挑戦しています。VEEMO株式会社は、今後も「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」のため、様々な事業に取り組んでまいります。

デジタル障害者手帳「ミライロID」

さらに、VEEMOが連携する「ミライロID」は、障害者手帳をお持ちの方を対象としたスマートフォンアプリです。このアプリでは、障害者手帳の情報やサポート内容を登録し、利用者に便利な情報提供とサービスを行っています。2024年1月からは「ミライロストア」というオンラインショップもアプリ内に開設され、障害のある方々により便利な生活のサポートを提供する予定です。

お問い合わせ

詳しくは、オートバックスお客様相談センターにてお問い合わせください。フリーコール：0120-454-771（受付時間：9:00 - 12:00 / 13:00 - 17:30、土日祝日を除く）。

VEEMOの取り組みは、障害者を支える社会の実現に向けた一翼を担っています。今後の進展から目が離せません。