学生アーティストの未来を開く「AAC25周年記念展」を開催！

アートへの関心を持ちながらも、日常生活ではなかなか触れる機会の少ない立体作品。本年、株式会社アーバネットコーポレーションが主催する「Art meets Architecture Competition（AAC）」は、設立から25年を迎え、その歩みを祝う記念展を開催することが決定しました。この「AAC25周年記念展」は、過去に受賞したアーティストたちの作品を一堂に展示し、彼らの成長の軌跡を辿る貴重な機会です。

概要と特徴

「AAC25周年記念展」は、2025年10月17日から10月26日まで、渋谷ヒカリエの8階で開催されます。入場は無料で、11時から20時まで開場しています。この展覧会では、AACの歴代受賞者の中から現在活動中のアーティスト25名の作品を展示し、立体アートの魅力を引き出す場となります。
展示作品は、ガラスやブロンズ、大理石など、さまざまな素材によって表現されており、アートと建築の融合を体感できる内容となっています。

AACとは何か？

AACは、若手アーティストの発掘・支援を目的に設立された学生限定の立体アートコンペティションで、日本全国の美術系大学や専門学校に通う学生たちが参加します。審査プロセスは厳正で、優秀賞受賞者には制作費として20万円が支給され、最優秀賞には賞金100万円が授与されるほか、受賞作品は特定のマンションのエントランスに設置されるなど、実際のアート環境を提供しています。これまでに多くのアーティストがこのコンペを経てプロとしてのキャリアを築いてきました。

アートの新しい欣賞の形

「AAC25周年記念展」では、作品の展示だけでなく、制作に関する背景や作家の言葉にも触れることができる特別な構成がなされています。これにより、一般の観覧者もアートを理解しやすく、楽しめる環境が整えられています。まさに、アートの敷居を低くし、多くの人々にアートを享受する機会を提供するイベントです。

例えば、AAC歴代の最優秀作品として展示される「the city」や「Power of flower」など、これまでの受賞作品も参考にすることで、アートがどのように日常生活に溶け込んでいるのかを知ることができます。