海洋プラの革新ブランドbuoy、フランクフルトでの国際見本市に初出展
海洋ゴミをアップサイクルしたブランド「buoy」は、2025年2月7日から11日までドイツのフランクフルトで開催される国際見本市「Ambiente」に初めて出展します。この見本市では、ダイニング、家庭用品、インテリア、ギフトアイテムなど、世界の消費財に関する最新トレンドが集まります。buoyは独自の技術を駆使し、海洋ゴミを100%リサイクルして製品を展開しており、そのデザインや技術は注目を集めています。
Ambienteへの出展はbuoyにとって、循環型社会の重要性やリサイクル技術のアイデアを広める絶好の機会となります。これにより、海洋ゴミ問題への意識を国内外で喚起し、解決へ向けた新たな挑戦を後押しすることを目指しています。
海洋ゴミ問題へのアプローチ
buoyは単なる廃棄物としてではなく、海洋ゴミを価値ある資源と捉えています。九州や日本海地域では、海岸に漂着するゴミが多く、地域の方々はその回収に苦しんでいます。地元住民からは「終わりが見えない」といった声も聞かれます。この厳しい現状を受けて、buoyは持続可能な解決策の模索に挑むことを決め、ドイツに赴くことを選びました。
ドイツは再生可能エネルギーやリサイクル技術の先進国であり、環境問題に対して積極的に取り組んでいるため、今回の展示会は国際的な環境意識を高める貴重な機会となるのです。
日本の海岸から世界へ
buoyの製品は日本の海岸に漂着したゴミが原材料であり、おもにビーチクリーン団体から有価で買い取っています。この取り組みにより、2024年には計2,219kgのゴミを取得しました。海洋ゴミ問題は日本だけでなく、国際的な課題であり、全世界の共通の取り組みが必要です。
buoyの製品を通じて、地域の活動を国際的に広め、美しい海を守り、持続可能な未来を目指す努力を続けています。
海を守る新たな一歩
海洋ゴミ問題は、すべての人が解決に向けて取り組むべき重要な課題です。buoyは、その活動を通じて、回収した海洋ゴミで製造した製品を世界に届け、さらなる環境保全活動を促進することを目指しています。
Ambienteでの出展は、国際的なネットワークを築き、海を守る仲間と出会う機会になることを願っています。「1人の力は小さくとも、共有すれば大きな力へ」との信念のもと、buoyは活動を続けます。
展示製品の一部
buoyは、スツール、時計、ランプシェードなど、多様な製品を展示予定です。そして、SNSでも展示の様子を発信する予定です。是非、ハッシュタグ「#buoyアンビエンテ2025」「#buoy_Ambiente2025」を使って応援してください。公式InstagramやFacebookでも最新情報を配信中です。
企業情報
buoy株式会社は、プラスチックメーカーから誕生したブランドです。社会に役立つプラスチックがゴミになってしまう現実を受け止め、技術を活用し新たな製品を作ることに挑戦しています。試行錯誤の末に生まれた特許技術は、海洋ゴミを100%使用した製品製造を可能にしており、すべての製品は異なる模様を持ちます。
【受賞歴】
- - 海ゴミゼロアワード(AEPW賞)受賞
- - ソーシャルプロダクトアワード受賞
- - 福岡デザインアワード大賞受賞
- - グッドデザイン賞受賞
- - 鎌倉サーキュラーアワード銅賞受賞
- - 第6回「STI for SDGs」アワード優秀賞受賞
詳細情報やオンラインストアは公式ウェブサイトをご覧ください。