ラブグラフの七五三撮影セミナー
出張撮影サービスを提供する株式会社ラブグラフ(東京都渋谷区)が先日、所属フォトグラファー向けに「七五三撮影セミナー」を開催しました。このセミナーでは、七五三撮影に必要なマナーやエチケットに加え、実践的な撮影ノウハウを学ぶことが目的となっています。具体的には、神社での撮影時にフォトグラファーが守るべきルールや注意点、年齢別のお子様への配慮、着物についての知識など、七五三の撮影に必須の情報が提供されました。
セミナーの目的と内容
セミナーの主な目的は、神社での撮影に対する意識を高め、お客様により良い形で大切な思い出を残してもらうことです。まず「七五三」という行事の意義や背後にある文化を理解し、写真でそれをどのように表現するかについて基礎知識が共有されました。
続いて、具体的な技術に焦点を当て、お子様の着物姿を美しく撮影するためのテクニックや、着崩れた場合の対応方法についての指導が行われました。こうした実践的なスキルを学ぶことで、撮影の現場で役立つ知識を深めることができました。
さらに、神社での撮影におけるマナーについても理解が促進されました。神様や神社への敬意を表しながら撮影することの重要性、他の参拝者への配慮を忘れないこと、さらには神様の通り道である「正中」での撮影を避けるべき理由についても学ぶ内容です。
参加者の声
セミナー参加者からはポジティブな反響が寄せられました。ある20代のカメラマンは、「お着物に関する知識や、経験豊富なカメラマンの対応法を学べ、とても参考になりました」とスキルアップに期待を寄せていました。また、30代のカメラマンは、「実際に目で見ることで、着物の知識が深まりました。この研修で得た学びを今後の撮影に活かしたい」との感想を述べました。
ラブグラフの取り組み
ラブグラフは、安心で安全な七五三撮影を実現するために多くの取り組みを行っています。2023年10月には業界全体でのマナー意識向上を目的に、「神社仏閣における撮影ガイドライン」を制定しました。これを受け、所属カメラマンには研修の受講を義務付け、撮影許可が必要な神社についても事前確認が重要だと強調されています。撮影場所における費用や許可申請の情報をまとめたリストも共有し、撮影先との良好な関係構築に努めています。
今後もラブグラフは、より一層安心・安全な撮影環境を提供するための取り組みを続けていく考えです。出張撮影サービス「Lovegraph」は、累計160,000組以上のお客様にご利用されており、様々なシーンでその技術が活かされています。こうしたセミナーによりフォトグラファーのスキル向上を目指し、七五三の撮影を通じて客一人ひとりの大切な記憶を残す重要な役割を果たしています。