新たなスーツの魅力を引き出す『GQ JAPAN』10月号の特集
9月1日、男性ファッション誌『GQ JAPAN』の最新号が発売され、そのテーマは「NEW SUITS」。この号では、秋冬のファッションシーズンの幕開けとして、さまざまな視点からスーツの最新動向が特集されています。
横浜流星が表紙を飾る
今回の表紙を飾るのは、映画『国宝』や大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』でますます注目を浴びる俳優、横浜流星。特別な許可を得て、普段は一般に公開されていない浅草寺境内の伝法院庭園での撮影が行われ、彼が身に纏うのは、キム・ジョーンズがディオールで手掛けた最後のショーのルック。華やかなビジュアルと彼のインタビューは、今号のカバーストーリーとして必見です。
スーツ特集が充実
スーツの特集セクションでは、「2025年、度重なるデザイナー交代劇の果てに」と題し、ファッション業界の新たな勢力図をおさらい。また、急逝したデザイナー、ヴァージル・アブローが残したコレクションを紹介する「ヴァージル・アブロー・アーカイブ」への潜入レポートも掲載されています。これに加え、柄本佑や庵野秀明といった著名人が最新スーツをまとったファッションページも魅力的です。これらのコンテンツは、秋冬シーズンに相応しいトピックで埋め尽くされています。
映画インタビューも注目
また、9月5日に公開される映画『遠い山なみの光』で主演を務めた広瀬すずが、役者としてのスタンスや矜持について語ったインタビューも必見。さらに、オダギリジョーが脚本・演出・編集・出演の1人4役を務める『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』について、その製作過程や映画人としての苦悩に迫ったインタビューも掲載されています。
横浜流星の特集記事
特別セクション「Eternally Modern」では、横浜流星が最近の注目作や彼自身の役者人生を振り返り、役を生きる姿勢や、演じる役を追求する過程での人間性について貴重な言葉を残しています。彼は、自身の食嗜好や生活スタイルの変化にまで触れ、役を深く理解する過程を語ります。
新しいスーツのトレンド
この秋、新たに取り入れたいスーツスタイルについても焦点を当てられています。多様化するファッションの中でスーツが再注目されています。特に、「世界が注目する日本のスーツ」というセクションでは、日本のデザイナーやブランドが紹介され、最新のスタイルやそれを引き立てる小物、靴なども提案されています。
ファッション界の重鎮、コム デ ギャルソン・オム ドゥについての特集では、40年以上にわたってスーツにフォーカスしたコレクションを発表している川久保玲へのインタビューも行われ、彼女のクリエイティブの真髄に迫ります。俳優・加瀬亮が昭和のモダニズム建築を背景にコレクションを着こなすシーンも印象的です。
合わせた特集項目
そのほか、音楽セクション「Fresh Beats」ではSTUTSがビートを鳴らす理由が語られ、注目の車シリーズ「Car of the Month」では今月の一台としてマセラティ グランカブリオと尾上松也の特集が組まれています。
このように、『GQ JAPAN』2025年10月号は多岐にわたるトピックを扱い、秋冬ファッションの新たな魅力をしっかりと掘り下げています。ぜひ手に取って、自分自身のスタイルを見つけるきっかけにしてみてください。