株式会社yutoriが新たな経営管理プラットフォーム「DIGGLE」を導入
はじめに
株式会社yutoriは、東京を拠点に活動するアパレル企業で、多数のブランドを展開し、特に若年層の支持を集めている企業です。そんなyutoriが、経営資源の戦略的な投資判断を支える経営管理プラットフォーム「DIGGLE」の本格導入を発表しました。これにより、より効果的な経営管理体制を構築し、グループ全体の業務を巻き込む体制を目指します。
DIGGLE導入の背景
従来、yutoriは表計算ソフトを用いて予実管理業務を行っていましたが、これに伴う属人化が問題とされていました。そこで、予実管理を効率化し、グループ全体で適切な管理体制を構築する必要性が高まっていました。DIGGLEの導入により、データの集約と管理工数の削減が期待されています。
導入の期待効果
DIGGLEを導入したことで以下の効果が見込まれています:
- - ブランド別、店舗別のPL分析や精緻化が容易になり、データの集約も進みます。
- - 社内向け予算作成フローが確立され、事業部の専門性を活かした運用が可能になります。
- - 子会社管理を含めたマスタ設計により、グループ全体での高い予実管理体制を実現します。
DIGGLEの評価と選定理由
diggleを選定した理由は、以下の3つの特徴が評価されたからです。
1.
簡単な分析・レポート作成:ブランド別、店舗別でのPL作成が簡単。
2.
事業部との一体感:事業部を巻き込んだ予実管理に適している点。
3.
使いやすさ:ユーザーインターフェースとユーザーエクスペリエンスがわかりやすい。
これらの特徴により、最適な経営管理プラットフォームとしてDIGGLEが選ばれました。
yutoriのビジョン
yutoriの執行役員、桐山氏は、「これまでは複雑な予実管理が経営上の課題だった。この導入により、経営陣にも価値ある情報を提供できる運用を目指す」と語ります。目に見えるデータを通じて企業内の強みと弱みを把握し、未来の戦略を模索していくとしています。
株式会社yutoriについて
yutoriは、2018年4月に設立された企業です。初めは古着コミュニティを形成し、後にアパレルD2Cブランドを立ち上げました。また、ZOZOグループへも参加し、多くのブランドを展開しています。Instagramのフォロワーは驚異的な287万人を超え、その成長は目を見張るものがあります。
本社所在地は東京都世田谷区で、連続的に新しいブランドや戦略を展開し続けています。2023年12月には東京証券取引所グロース市場に上場も果たし、業界で最短・最年少上場の記録を更新しました。
DIGGLEについて
DIGGLEは「企業の成長可能性を掘り起こす」ことを使命に、経営管理プラットフォームを提供しています。適切な権限設定のもと、経営情報を効率的に流通させ、経営戦略を支えるリソースの最適配分が可能です。これにより、多くの企業の成長を後押しする役割を果たしています。
まとめ
今後、yutoriにおけるDIGGLEの導入によって、はっきりとした経営資源の戦略的配置がなされ、さらに成長が見込まれます。同社がどのような未来を切り開いていくのか、今後の動向に注目です。