電通総研がISO 30414認証を取得
電通総研は、グローバルにおいて22社目、国内情報・通信業界では3社目となる人的資本に関する国際標準ガイドライン「ISO 30414」の認証を新たに取得しました。この認証の取得により、同社の企業価値がさらに向上することが期待されています。
この「ISO 30414」は、国際標準化機構(ISO)が定めたもので、企業が人的資本に関する情報を定量化し、分析して開示するための指標を提供します。この基準を活用することにより、生産性や多様性などの11項目にわたる58の指標を数値化することが可能となり、企業の人的資本をより透明に示すことができます。
人材への新たな投資戦略
電通総研は「HUMANOLOGY for the future -人とテクノロジーで、その先をつくる。-」というビジョンを掲げ、創業以来、人材とテクノロジーを経営資本の中で最も重要視してきました。今後は、以下の3つの方針を中心に、人的資本経営のさらなる強化を目指しています。
1.
人的資本強化
2.
戦略的かつ積極的な人材投資
3.
包括的かつ網羅的な人材戦略の実行と推進
これに伴い、従業員のエンゲージメントや労働生産性の向上、働きやすい環境づくりに関しても一層の取り組みを進める方針です。
発表された「Human Capital Report 2024」
また、電通総研は初めてとなる「Human Capital Report 2024」を公開しました。このレポートでは、企業がどのように人材を最大限に活用し、成長を促進しているかの情報が盛り込まれています。内容は包括的で、同社の長期ビジョンや具体的な施策、主要KPIなどが詳細にわたっています。
特に注目すべきは、人材育成や健康経営、DE&I(多様性・公正・包括性)についての取り組みです。これらを通じて、社員が自身の能力を最大限に発揮できるような環境づくりに重点を置いています。
社会への責任ある企業活動
電通総研は、マネジメントシステムとしての「ISO 30414」認証だけでなく、倫理的な観点からも企業活動が求められる現代社会において、テクノロジーを駆使した持続可能な事業運営を進めています。人材を有効活用し、社会の課題解決に向けて貢献することが求められています。
これまでの取り組みを土台に、電通総研は今後も人材を中心とした経営を強化し、新しい価値創造に挑戦していくでしょう。詳しくは
こちらから見ることができます。