置き配の普及を応援する『置き配盗難保険』
2025年7月3日、レスキュー損害保険株式会社が新たに販売を開始した『置き配盗難保険』。この保険は、屋外に置かれた荷物の盗難を補償するもので、日本の物流問題に対眼を向けた重要なサービスです。国土交通省によると、国内の大手宅配便の再配達率は2025年4月時点で8.4%となっており、2024年問題に直面している中、置き配の普及が求められています。
1. 置き配盗難保険の重要性
置き配は、配達業者があらかじめ指定された場所に荷物を置いていく配達方法です。この方法は、受取人が不在でも荷物が受け取れる便利さがあります。しかし、置き配の進展には盗難のリスクがついて回ります。置き配盗難保険は、万が一荷物が盗まれた場合にも保険金を受け取ることができるため、置き配を安心して利用できるようになります。これにより、再配達の必要も減少させ、配送業者の負担を軽減することが期待されます。
2. 置き配盗難保険の特徴
この保険は、入居物件の敷地内で配達が行われる際の盗難を補償します。設定された場所は玄関前や宅配ボックス、物置など多岐にわたり、一般的な火災保険や家財保険とは異なり、軒下以外の場所に置かれた荷物でも補償対象となる点が特徴的です。
3. 手頃な保険料
保険金額に応じた月額保険料は以下の通りです。
- - 10万円:月額4.7円
- - 20万円:月額6.1円
- - 30万円:月額7.0円
- - 40万円:月額7.6円
- - 50万円:月額8.0円
このように、非常にリーズナブルな価格で加入することが可能です。補償対象は個人に限られ、同居人も守られます。
4. 事業者向けの保険
置き配盗難保険は、個人が直接加入するタイプではなく、事業者が保険契約者となる形で実施されます。EC事業者の会員サービスやクレジットカードに付帯する保険として提供されるイメージです。
5. レスキュー損害保険の概要
レスキュー損害保険株式会社は、2019年に設立された新しい損害保険会社です。スマートフォンの修理費用保険や賃貸住宅入居者向けの家財保険を提供し、業界での独自の存在感を示しています。代表者は杉本尚士氏で、東京・港区に本社を構えています。詳細は
こちらからご覧いただけます。
今後も物流業界の変化に対応しながら、安心感を提供する保険体系をさらに拡充していくことでしょう。置き配盗難保険は、その一翼を担う重要なサービスとして、多くの人々の生活を支えることでしょう。