和歌山のEVベンチャーがバングラデシュで挑む環境問題
環境問題が深刻なバングラデシュ
南アジアに位置するバングラデシュは、約1億7000万人が住む国でありながら、環境問題が深刻です。都市部には大量の廃棄物が堆積した「死の川」が存在し、大気中の有害物質で健康被害が増加しています。このような状況を打破するため、和歌山のEVメーカーであるglafit株式会社が現地に進出しています。
glafit株式会社の挑戦
glafitのCEOである鳴海禎造氏は、2017年に和歌山市にて会社を設立しました。社名の由来は「グラフィティ」に由来しますが、彼のビジョンは単なる車両の製造にとどまりません。環境に優しいEVを広めることで、人々の生活を豊かにするという目標を掲げています。
EVの開発と地域活性化
会社設立以来、glafitは一人乗りEVや立ち乗り型スクーター「LOM」、自転車型電動バイクの開発を行い、地元和歌山の活性化にも注力してきました。地元の人々をUターンで迎え入れることで、会社は少人数から徐々に成長しています。特にクラウドファンディングを通じて集めた1億円以上の資金は、製品の量産化を後押ししました。
バングラデシュでの戦略
バングラデシュにおいては、販売方式を変更し、日額・月額制での車両貸し出しを行う計画が進められています。現地の経済事情を考慮し、初期投資を抑える仕組みを導入。街中にある売店をバッテリー交換拠点とし、500ヶ所のネットワーク構築を目指します。これにより、低価格の中国メーカーとの競争を回避する狙いもあります。
資金調達と政府の支援
鳴海さんは現地の投資開発庁との商談で、政府の支援を受けられるかどうかが大きな焦点となっています。成功すれば、競合他社に対して優位に立つチャンスが広がります。この商談の行方は果たしてどうなるのか、注目が集まっています。
ドキュメンタリー「ドキュメンタリー7」
この様子は、テレビ大阪のドキュメンタリー番組「ドキュメンタリー7」で放映予定です。バングラデシュでの社会問題にどう取り組むのか、日本企業としてどのような戦略を取るのか、その詳細が明らかになります。
番組情報
YouTubeでの過去放送
まとめ
バングラデシュでの挑戦は、世界の環境問題への一つの解決策を提示します。glafitの取り組みから、企業が社会課題解決に向けてどう進むべきか、そのヒントが得られるでしょう。未来に向けてのこの行動が、他の国々への影響となることを期待しています。