KAiGO PRiDEが提案する新たな介護の形
介護における深刻な人材不足が叫ばれている現代、日本は2025年に向けて新たな試みを進めようとしています。一般社団法人KAiGO PRiDE(東京都渋谷区、代表理事:マンジョット・ベディ)は、新しく「カイゴプレナーシップコミュニティ」を立ち上げ、介護業界、一般企業、金融、行政など様々な分野からの参加者を募り、介護人材の確保やシルバーエコノミーの創出を目指します。
このコミュニティは、2025年6月16日に都立産業貿易センター浜松町館で行われる「第1回サロン」の開催を皮切りに始まります。サロンには、介護やシルバーエコノミーに関心がある方々を対象に、講演やトークセッションが行われる予定です。
介護は社会の財産
「介護」を社会全体で支える意義について、KAiGO PRiDEは強く訴えかけています。介護保険サービスがあるおかげで多くの家庭が安定した生活を送っている一方、少子高齢化による介護職不足は深刻な問題となっています。この大きな社会的財産である介護サービスを一緒に守るためには、私たち一人ひとりが介護を自分ごととして捉える必要があります。
KAiGO PRiDEでは、介護業界の現状を打破し、誰もが介護を重要視する社会を目指しています。コミュニティは、介護業界と企業、金融機関、行政が協力し合い、情報交換を行うことで、新しいビジネスやプロジェクトを生み出す場となります。
一般企業や金融、行政の役割
KAiGO PRiDEは、一般企業と介護業界の連携の重要性を強調しています。企業が提供するヘルスケアビジネスは、介護サービスを補完し、労働力不足を解消するための鍵となります。また、金融業界もスタートアップ企業の支援を通じて、介護分野への投資を促進する役割を担っています。
さらに、行政の連携も不可欠です。介護業界における生産性向上のためには、様々な知見や資金を取り入れて新たなロールモデルを創出していく必要があります。行政は、地域医療介護総合確保基金を活用しつつ、企業の技術を生かした環境を整えることが期待されています。
カイゴプレナーとは
KAiGO PRiDEは、「カイゴプレナー」という新たな概念を提唱しています。これは、介護やヘルスケア分野において新しい可能性を切り開く人材を指します。このカイゴプレナーたちが集まり、コミュニティとして活動することで、介護の未来に新たな風を吹き込むことを目指しています。
第1回サロンの詳細
第1回サロンは2025年6月16日に行われ、介護やシルバーエコノミーに関心のある方を対象に、様々なセッションが用意されています。参加費は1,500円で、先着30名の定員となります。オンライン申し込みは6月10日まで受け付けており、参加者同士のネットワーキングを深めるための懇親会も開催される予定です。
このように、KAiGO PRiDEが立ち上げた「カイゴプレナーシップコミュニティ」は、介護業界だけでなく、広く社会全体に好影響をもたらすことを目指しています。介護を社会の財産と捉え、未来の介護を共に守るために参加することが求められています。ぜひ、皆さまもこの新しい取り組みに参加し、介護の未来を共に創造していきましょう。