フードバンクとは
フードバンクは、食品ロスを減らしながら社会的弱者への食支援を行う重要な組織です。特に、最近の物価高騰により、支援を必要とする世帯が急増しています。そこで重要なのが、企業との連携です。
食品寄贈の現状
フードバンク山梨では、物価高の影響で、食品寄贈が急速に減少しています。夏のフードドライブでは、前年の20トンから今年は14トンへ、寄付件数も729件から554件へと減少しました。これは、食の支援を必要とする世帯にとって、深刻な事態を意味しています。
支援者からの声
多くの支援者から、「子どものためのものしか買えない」、「お菓子を買ってあげられない」といった悲痛な声が届いており、現場は厳しい状況に直面しています。支え合う力が求められる今、企業の協力が非常に重要です。
フォーラムの目的
今後の展望として、企業からの寄贈を促進するため、9月18日にフォーラムが開催されます。このフォーラムは、CSR(企業の社会的責任)やESG(環境・社会・ガバナンス)を考慮し、持続可能な地域支援を模索するものです。参加企業には、新たな支援の形を提案し、実際に寄贈を行う企業の事例を紹介します。
フォーラムの詳細
- - 日時:2025年9月18日(木)14:00-16:30
- - 場所:山梨県立図書館(甲府駅北口から徒歩3分)
- - 内容:食品寄贈とCSR連携推進フォーラム
フォーラムでは、寄贈に取り組む企業の成功事例や、フードドライブに貢献した高校生の表彰も行われます。具体的には、以下のタイムテーブルで進行されます:
- - 14:00〜14:05:開会あいさつ
- - 14:05〜14:20:フードバンク活動貢献表彰(白根高校、駿台甲府高校、東海大甲府高校)
- - 14:20〜14:50:動画上映、「フードバンク山梨の最新支援状況と課題」
- - 14:50〜15:50:企業・団体の事例紹介(株式会社はくばく、ぎんが工房等)
- - 15:50〜16:10:意見交換・質疑応答
- - 16:10〜16:15:閉会あいさつ
- - 16:10〜16:30:名刺交換・ネットワーキング
最後に
フードバンク山梨の代表、米山けい子さんは「地域の食を支えるために、企業の皆様と連携し、さらなる支援の輪を広げていきたい」と話しています。ぜひ、このフォーラムを通じて、現場の現状と支援の必要性を広めていただければ幸いです。