東急不動産、アスクル、ライナフの共同プロジェクト
このたび、
東急不動産株式会社、
アスクル株式会社、
株式会社ライナフの3社は、日用品配送の新サービスを開始しました。この新しい取り組みでは、生活者に寄り添った便利な日常支援が提供されます。
サービスの概要
新サービスは、入居者向けの「日用品配送サービス」として、東急不動産が展開する賃貸レジデンス「COMFORIA」シリーズの住人を対象にしています。利用者は、専用のスマートフォンアプリを通じて月に一度、全15種類から選べる日用品を無料で注文できます。商品は、アスクルが調達・配送を行い、玄関先に「スマート置き配」で届けられます。このサービスは2025年2月に
コンフォリア江坂江の木町Qで開始し、続々と対象物件を拡大していく予定です。
環境負荷の軽減
このサービスは、利便性を向上させるだけでなく、再配達を削減することによる環境負荷の軽減も考慮されています。最近では、再配達や配送効率の低下が問題視されており、高齢者や子育て世帯にとって荷物受け取りの負担は増大しています。このような生活者の視点からの課題に対応するため、3社はそれぞれの強みを活かし、生活をサポートする新しいモデルを築いています。
サービスの特徴
サービスでは、最大12ヶ月間にわたり、入居者は日用品を無料で受け取ることができます。ユーザーはライナフのアプリを通じて手軽に日用品を選択・注文でき、廃棄時の環境負荷も考慮した商品ラインナップが用意されています。ティッシュやトイレットペーパー、洗剤といった基本的なアイテムから、カップ麺やミネラルウォーターなど、非常時にも役立つ商品まで、幅広く取り揃えられています。
注文と配送ルール
- - 注文・配送 は毎月1回のみ。
- - 15種類のプランから選択が可能。
- - 注文しなかった月は配送対象外。
このサービスは2025年6月までに入居した方が対象で、最大12回までの商品受け取りが可能です。入居月の翌月からは注文画面が表示され、簡単に必要な商品を選べる仕組みとなっています。
スマート置き配の導入
「スマート置き配」とは、ライナフが開発したシステムで、オートロック付きのマンションでも非対面で荷物を受け取れるサービスです。これは、高齢者や多忙な家庭にとって、受取時のストレスを軽減する優れたシステムです。現在、全国15,000棟のオートロックマンションで導入されています。
各社の役割
- - 東急不動産は、居住空間の提供と環境に優しい街づくりに注力。
- - アスクルは、BtoBおよびBtoC事業を通じたロジスティクスの効率化を担当。
- - ライナフは、スマートロックや仕組みの技術面を担い、安全で便利な配送を実現します。
3社は、この新サービスにより、私たちの生活をより豊かにすることを目指しています。再配達の削減や環境保護といった社会的課題の解決にも貢献しつつ、便利で安心な暮らしの実現に向けて邁進します。
今後、より多くの物件にサービスを拡大し、日常生活をサポートすることが期待されています。東急不動産は、このような新たな取り組みを通じて、住まいの新しい価値を創造し続けることでしょう。