東京都足立区に新たなEVスクーターのステーションが誕生

東京都足立区に「HELLO MOBILITY」EVスクーターの新ステーションが設置

2023年10月29日、東京都足立区に「HELLO MOBILITY」のEVスクーターのステーションが新たに設置されました。これは、株式会社ハッチ・ワークが運営する月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」を導入している駐車場における初の試みです。この取り組みは、今後のモビリティサービスの拡張を示す重要な一歩となります。

ステーションの詳細

今回の新設されたステーションは、足立区西新井本町3丁目に位置しており、駐輪可能台数は3台です。この場所はアットパーキングクラウドを導入している月極駐車場であり、今後も更なる設置場所の拡大が予定されています。

「HELLO MOBILITY」は、OpenStreet株式会社が提供する小型EVとEVスクーターのシェアサービスの一環として、2020年から小型EVのシェアを開始し、2022年にはEVスクーターのシェアも開始しています。現時点で、東京都・神奈川県・埼玉県・愛知県・岐阜県において97カ所にステーションが展開されており、多様な利用者に便利な移動手段を提供しています。

未来のモビリティの構築

ハッチ・ワークは、「ファーストワンマイルステーション構想」を掲げ、生活圏に近い月極駐車場を再定義し、単なる駐車場としての機能に留まらない新しいネットワークを構築する目標を持っています。この構想により、駐車場が様々なモビリティサービスの拠点となり、地域の移動手段が多様化していくことが期待されます。

また、EVスクーターは環境にも配慮されており、電気で走るため走行時のCO2排出量はゼロです。一般的なガソリン車と比較すると、1ヶ月あたり156kgものCO2排出を抑えることが可能です。利用者は買い物や通勤、配達など、多様なシーンでこのサービスを活用できるのが魅力です。

ステーション設置の可能性

OpenStreetは今後もEVのモビリティシェアサービスを通じて、様々な交通手段を社会に根付かせることを目指しています。また、ステーション設置を希望する場所については、オーナーを募集しており、設置スペースさえあれば初期投資なしでの設置が可能です。これにより遊休地の有効活用ができるほか、新たな地域貢献の機会も広がります。

利用方法について

「HELLO MOBILITY」の利用は非常に簡便です。事前にアプリをダウンロードし、会員登録を行うことで、最短5分で利用が開始できます。今回の新ステーションは、ユーザーの近くで活用できる新しい選択肢となることでしょう。

OpenStreetは、今後も持続可能な社会づくりに貢献するため、EVやスクーターを通じた移動手段の普及に取り組んでいきます。日常の移動にEVが加わることで、快適さと環境への配慮が両立することを目指しています。