日本産抹茶、米国市場への初進出！現地カフェへの供給開始

日本産抹茶が北米市場に登場！

株式会社日本農業が2025年1月31日に日本産抹茶の初の米国輸出を実施しました。本輸出では、日本国内で生産された60kgの抹茶が中部国際空港を経由してロサンゼルス国際空港へ向かいます。これは、日本茶の急速な人気上昇を背景にした新たな試みです。

背景と目的

近年、海外では健康意識の高まりとともに、日本食への関心が急速に増しています。そのため、日本茶の輸出額は年々更新しており、2024年度には300億円を超える見込みです。特に、抹茶を含む粉末状の緑茶がその70%以上を占めています。こうした状況のもと、日本農業は「日本の農業で、世界を驚かす」という理念のもと、長年培った経験を駆使して抹茶の輸出を始めました。

米国市場の需要

米国における抹茶は、カフェメニューとして非常に人気があります。特に、抹茶ラテはコーヒーと並ぶ定番メニューとなっています。日本茶Exportの中で、米国市場は日本茶全体の約半分を占め、この傾向は今後も続くと予想されています。とはいえ、米国現地の流通には多くの問題も存在しています。トレーサビリティの問題や品質管理の不足から、品質が劣化した製品が流通することもあります。

初めての輸出

今回の輸出では、日本農業が生産から販売に至るまで一貫した管理を行い、透明性と品質が確保された抹茶を提供します。製造から1ヶ月以内の新鮮な抹茶を米国に届けることで、現地のカフェにおいても安心して使用できる商品として支持を得ることを目指しています。

今後の展望

今後は、米国市場での高品質な日本産抹茶の普及を進めていく方針です。抹茶の原材料供給にとどまらず、商品企画に取り組むことで市場の潜在ニーズを掘り起こしていきます。こうした取り組みを通じて、さらなる販路拡大も計画しています。

株式会社日本農業について

企業名: 株式会社日本農業
代表者: 代表取締役CEO 内藤祥平
所在地: 東京都品川区西五反田1丁目13-7 マルキビル101
設立: 2016年11月
事業内容: 農産物の生産・加工及び輸出・販売、農業経営コンサルティング等
公式ウェブサイト: https://nihon-agri.com/
公式note: https://note.com/nihon_agri/

日本農業の取り組みにより、米国における抹茶の高品質な供給が実現しました。今後の展開が非常に楽しみな中、さらなる開発が期待されます。