デフビーチバレー優勝
2019-08-07 11:22:09
日本デフビーチバレーボール代表チームがポーランドでの試合で優勝!
日本デフビーチバレーボール代表、ポーランド大会での栄光
2019年、ポーランドのスレヨフにて開催された「Open Polish Deaf Beach Volleyball Championships」で、日本デフビーチバレーボール代表チームが素晴らしい成果を収めました。この大会には、男子12チーム、女子7チームが参加し、ポーランド国内のナンバーワンを決定しました。
日本代表の活躍
日本代表は、女子チームから畠奈々子選手と三浦早苗選手のペアが出場。彼女たちは、巧みな戦術とチームワークを駆使し、見事に決勝トーナメントを勝ち上がり、優勝を果たしました。
また、男子の部でも、「瀬井達也選手&今井勇太選手」ペアが第3位、「伊村隆臣選手&竹村徳比古選手」ペアが第4位という素晴らしい結果を挙げました。どのペアも、海外チームとの激しい戦いに立ち向かい、大いなる成果をもたらしました。
協会のコメント
大会を主催した一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会の代表理事、牛尾洋人氏は、「海外遠征は経験が少ない中での挑戦でしたが、選手たちは高い意識を持って臨みました。これまでの支援に感謝しつつ、女子チームの優勝、男子チームの3位および4位という結果を誇りに思います」と述べました。
牛尾氏は、今後の重要な大会についても触れ、9月には大分市で国際親善試合、11月にはアジア太平洋ろう者競技大会が控えていることを強調。これらの大会に向けて、選手たちの強化を図る派遣事業が進められています。
デフリンピックとは
デフリンピックは、聴覚障がい者のための国際的なスポーツイベントであり、4年に1度開催されます。1924年にフランスで始まった夏季大会や、1949年にオーストリアで始まった冬季大会などが含まれています。参加条件は聴覚に障がいがある選手に限られており、競技環境は視覚的保障がなされている点が特長です。
聴覚障がいのある子どもたちにも夢と感動を与えるデフビーチバレーの取り組みを通じて、共存社会の実現を目指す日本デフビーチバレーボール協会の活動は、今後ますます注目を集めることでしょう。選手たちが目指す2021年の第24回夏季デフリンピックに向けた情熱は、今後の日本デフビーチバレー界に希望の光をもたらすことでしょう。すべてのサポーターと関係者の皆様に、さらなる応援をお願い申し上げます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本デフビーチバレーボール協会
- 住所
- 大分県大分市高尾台1-1-2
- 電話番号
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090-3099-1206