岡山の両備ストアが挑戦するペットボトルリサイクル
岡山県に本社を置く両備ホールディングスが、地域でのサステナビリティ活動の一環として新たな取り組みを開始します。2025年8月1日から、両備ストア全13店舗にて「ボトルtoボトル」リサイクルをスタート。その初年度にあたる8月2日、地域の方々を対象にした親子参加型の「ラベル塗り絵イベント」も開催されます。
ボトルtoボトルリサイクルとは
「ボトルtoボトル」の取り組みは、店頭で回収された使用済みのペットボトルを新しいペットボトルに再生する仕組みです。このプロセスを通じて、資源の循環利用を促進し、持続可能な社会の実現を目指しています。シンプルながらも重要なこの運動は、リサイクルの意義を地域の人々に広めることを目的としています。
イベントの詳細
両備ストアカンパニーが運営する『リョービプラッツ藤田店』では、親子向けにリサイクルを楽しく学ぶ機会を提供するため、以下の日程で「ラベル塗り絵イベント」が開催されます。
- - 開催日: 2025年8月2日(土)
- - 時間: ① 9:30~12:00 ② 13:00~15:30
- - 場所: リョービストア藤田店(岡山市南区藤田560-209)
- - 内容: ペットボトル分別体験をテーマとした塗り絵
- - 参加方法: 当日先着順、事前申し込みは不要
お子さまから大人まで、どなたでも参加できるこのイベントでは、遊びながらリサイクルの大切さを学べます。地域の皆さんが楽しみながら学ぶことで、持続可能な未来を目指していく意義を感じていただけるでしょう。
今後の展開と目標
両備ホールディングスは「安全・安心・エコで健康」を経営テーマとして掲げ、地域密着型のサステナビリティ活動に努めています。今回のボトルtoボトルリサイクルは、岡山県の小売業として初めての試みであり、地域全体を巻き込むリサイクルの活性化が期待されています。
サントリーグループの考えと両備の思いが重なり、持続可能な社会の実現に向けた一歩となるこの取り組み。将来的には、地域の資源の有効活用をより一層推進し、「リサイクルの見える化」を通じて、さらなる参加促進を目指していくとしています。
企業の背景
両備ホールディングス及びその傘下である両備ストアカンパニーは、1910年に設立された歴史ある企業です。岡山市に本社を置き、様々な事業を展開している中で、地域密着型のスーパーマーケット事業にも注力しています。13店舗を持つ両備ストアは、岡山と倉敷エリアを中心に、高品質な商品を提供し続けています。
このように地域の資源を最大限に生かし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを通じて、両備ストアは今後も多くの地域住民とともに、未来の環境づくりに貢献できることでしょう。