木造建築の新時代、「モクビル」による可能性の拡大
株式会社シェルターが提供する「モクビル」
山形県山形市に本社を置く株式会社シェルターは、中大規模木造建築の供給支援システム「モクビル」の提供対象を大幅に拡大することを発表しました。このサービスは、木質部材の供給網や自社の最新技術を活用したもので、今後、さらに多くの企業に対して広く提供されていくこととなります。
「モクビル」は、これまでお取引の実績に基づいて対象企業を制限していましたが、2025年10月からは誰でも利用できるようになります。これは中大規模木造事業のさらなる発展を目指すもので、設計事務所向けの支援サービス「モクビル@(アーキ)」も新たに開始され、利用の選択肢が広がります。
モクビルの特徴と契約プラン
モクビルの契約は、定額制のもと利用開始後すぐに当社の中大規模木造実績を顧客に提案できることが大きな利点です。3年間の契約費は、1,000万円(税別)で、様々な支援が受けられます。この支援内容は、基礎知識の勉強会や営業同行、施工図作成支援など、多岐にわたります。これにより、建設事業者が中大規模木造の提案力を高めることに寄与します。
過去の第一期提供では、利用企業は大阪、名古屋、埼玉、石川など、全国にわたり展開。企業の中大規模木造事業化への整備が進んでおり、モクビルの活用によって、建築主に対する提案の約30%が木造に関するものとなっているという調査結果も報告されています。
環境への貢献とカーボンニュートラル
昨今、木材利用によるカーボンニュートラルの実現が求められており、中大規模木造建築の木質化がますます支持されています。しかし、実際の提案には相対的に少なく、課題も存在するのが実情です。モクビルはこの課題を解決するために考案されており、建設事業者の提案力を高めることによって、建築主の検討機会を増やすことが期待されています。
企業の意識調査結果
モクビル利用企業への意識調査では、中大規模木造の事業化を目指す企業が多く、集中して取り組む姿勢が明らかになっています。これによって、5社中4社は自社の主力事業とする可能性があると回答しており、業界全体の木造に対する関心の高まりを示しています。
また、モクビルを利用する企業からは、設計・施工の提案で木造の選択肢が増えたという声も多く、契約から短期間で実際の成果が報告されています。このように、利用開始から数カ月のうちに中大規模木造を提案できるようになることが確認されています。
モクビルの支援内容
モクビルでは、木造建築に関わる全工程の支援を行っており、営業支援、設計支援、施工支援など多岐にわたります。具体的には、木造設計に必要な基礎知識を持った講習会や、専門スタッフ同行による設計打合せ支援などが用意されており、企業が木造建築の新たな分野に進出する際の強力なパートナーとなります。
結論
中大規模の木造建築支援システム「モクビル」は、日本における木造建築の未来を変える可能性を秘めています。改定された提供対象によって、多くの企業がこのサービスを利用することで、木材活用による持続可能な建築が推進され、環境負荷低減にも貢献できるでしょう。
詳細な情報は、
特設サイトで確認可能です。