Startaleが約20億円の資金調達を実施
Startale Groupは、Sony Innovation Fundからおよそ20億円の追加出資を受けたことを発表しました。この出資は、両社の提携を一層強化するものであり、エンターテインメント、知的財産(IP)、AIが交差する次世代のオンチェーン・インフラ構築におけるStartaleの重要性を示しています。
見逃せない業界の進化
今回の出資は、2023年9月に行われたシードラウンドでのソニーからの約5億円の出資により始まり、その後、Ethereumレイヤー2ブロックチェーン「Soneium」を共同開発する合弁会社であるSony Block Solutions Labs(SBSL)の設立に至っています。これにより、両社はより深いコラボレーションの道を歩んでいます。
ソニーによる携わりの強化は、これまでの成果を受けてのものとなっており、Startaleが提唱する「垂直統合型アプローチ」に共感してのことです。Soneiumは、エンターテインメント向けに進化を遂げるブロックチェーンプラットフォームであり、2025年1月のメインネットローンチ以降には、5億件を超えるトランザクション処理、540万のアクティブウォレット、250以上の分散型アプリ(dApps)が記録されています。このような背景から、Soneiumはエコシステムの中で重要なレイヤー2ネットワークの一つとしての地位を確立しつつあります。
Startaleの取り組み
Startaleでは、各種機能を集約した「Startale App」や「Startale USD(USDSC)」をSoneiumエコシステムに向けて提供しています。これによりユーザーはウォレット機能や資産管理、アプリケーションへのアクセスをシームレスに利用できる環境が整っています。
特に、生成AI技術がコンテンツ制作や流通に革命をもたらす中、エンターテインメント業界も真正性やクリエイター経済、ファンエンゲージメントの再構築が求められています。Startaleは、ブロックチェーンを通じてクリエイターとIP主導のプラットフォームを構築し、収益還元や参加型のファン体験の新しいモデル確立を目指しています。
CEOの渡辺創太氏は「StartaleはSoneiumの初期からソニーの重要なパートナーであり、私たちのビジョンは『世界をオンチェーン化する(Bring the world onchain)』ことです。ソニーの支援は、そのビジョンを実現するためのグローバルインフラとなるでしょう」と述べています。
ソニーベンチャーズの期待
ソニーベンチャーズ株式会社の代表取締役社長である波多野和人氏によれば、「Startaleは、ブロックチェーンの分野でインフラからアプリケーションに至るまでを垂直統合して展開しています。新たな価値の創造に向け、グローバルな視点を持って挑戦を続けるStartaleを今後も支援したい」とのことです。
ソニーベンチャーズについて
ソニーベンチャーズはSony Innovation Fundの運営を行い、成長が期待される分野へのスタートアップ投資事業を展開しています。加えてESGに配慮した取り組みも進めており、リソースを活用してスタートアップとの協業を広げることを目指しています。
Startale Groupの展望
Startale Groupは、「世界をオンチェーン化することで次の文明を創る」という大いなるミッションを掲げる日本発のフィンテック企業です。ソニーとの合弁会社を通じてブロックチェーンの進化に貢献し、次世代の金融社会インフラの構築に意欲的に取り組んでいます。自己のプロダクト「Startale App」はSoneiumエコシステムにおいて多様な体験を可能にし、安全で簡単にオンチェーンの世界を楽しむための環境を整えています。