自衛官の募集におけるプロモーションが、新たな段階に突入しました。株式会社ツナググループ・ホールディングス(旧・ツナググループ)と株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND(FMX)が手を組み、今年度も自衛官の採用強化のための施策を実施することが決定しました。昨年度の成功を受けての継続的な取り組みであり、特にZ世代に向けた新たなアプローチが特徴的です。
昨年度の成果を受けた新たな挑戦
昨年度は「WHY? 自衛官」というキャッチフレーズのもと、自衛官という職業の魅力を伝える試みが行われました。このプロモーションの中心には、「自衛官とは何か?」という問いかけがあり、職業理解の促進を図るものでした。特に、Z世代の価値観に寄り添うメッセージが多くの共感を呼び、応募者数の増加という具体的な成果を出しました。
具体的には、候補者に向けて自衛官の使命感や人とのつながりといった本質的な魅力をデジタルコンテンツで伝え、職種を「自分ごと」として捉えてもらうことを目的としました。このように、多面的に自衛官のイメージを刷新するための施策は、実際に求職者数に大きな影響を与えたのです。
今年度の新たな施策
今年度は、昨年度掲げた問いに対する回答を提示する形でのプロモーションが展開されます。「答えがここでした」と題された新たなプロモーション動画が公開され、自衛官の人間らしさに焦点を当てた内容となっています。この動画は、オンラインメディアを通じて広く配信され、自衛官という職業をより身近に感じさせることを目的としています。
さらに、採用情報を集約したページもリニューアルされ、各種SNSを通じて情報提供が行われています。多様なチャネルでの情報発信が、求職者にとっての理解をより一層助けることでしょう。
今後の展望
今後、ツナググループとFMXは全国50の地方協力本部と連携し、地域のSNSアカウントを活用したメッセージ発信の強化に力を入れていきます。これにより、地方レベルでの認知度向上が期待されています。また、広報官に対する支援も重要視されており、今年度は昨年以上に多くのセミナーを開催して、疑問や不安の解消を図ります。
自衛官を身近に感じてもらうためのプロモーションは、ますます多様化していくことでしょう。ツナググループとFMXが植え付ける新たな種が、自衛官の魅力を次世代に伝えていく結果にも期待が高まります。