鈴与商事の新たな一歩:カーボンオフセットLPガスの導入
静岡市に本社を置く鈴与商事株式会社は、東京都港区に本社を持つジクシス株式会社との間で、Jクレジット・カーボンオフセットLPガスの購入に関する契約を締結しました。この新しい取り組みは、持続可能なエネルギーの利用を促進するもので、今後の展望が注目されています。契約締結を記念して、2023年8月19日に式典が行われ、関係者が集まりました。
2050年カーボンニュートラルに向けた道のり
鈴与商事は、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを目指し、「カーボンニュートラル宣言」を行っています。この宣言に基づき、地域と共生しながら脱炭素社会の実現に向けた施策を展開しています。今回の契約によって、自社の運営に必要な給湯やガス空調のために、ジクシスが提供するLPガスを利用することになり、自社のカーボンニュートラルの推進がさらに進展するとです。
Jクレジット制度とは?
Jクレジット制度は、環境省や経済産業省、農林水産省が共同で運営する制度で、省エネや森林管理などを通じて削減された温室効果ガスの量を「クレジット」として認証する仕組みです。鈴与商事が採用するJクレジット・カーボンオフセットLPガスは、そうしたクレジットを利用して、カーボン排出をオフセットする特性を持ちます。これにより、企業や自治体は自らの排出を他の方法で削減した量で補うことが可能となり、持続可能な経営を支えるのです。
鈴与商事の今後の取り組み
鈴与商事は、環境負荷の低減に向けて「省エネ」「創エネ・再エネ」「エネルギー転換」といった分野に力を入れています。企業理念の一つである「共生」の精神のもと、地域社会と協力しながら、持続可能なエネルギー供給とソリューション提案を行っていく方針です。このような取り組みを通じて顧客の課題を解決し、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されています。
記念式典の様子
8月19日に行われた式典では、ジクシス株式会社の牧野常務執行役員、鈴与商事株式会社の山本専務取締役、ジクシス株式会社の山本執行役員が出席しました。この席では、両社の連携による新しいエネルギー社会の実現に向けた意気込みが語られ、今後の展望が明るいものであることが確認されました。
まとめ
鈴与商事のカーボンオフセットLPガスの導入は、持続可能な社会に向けた大きな一歩です。これにより、企業としての認知度が高まるだけでなく、地域との共生を深めるチャンスともなります。今後、鈴与商事がどのようにしてカーボンニュートラルを達成し、持続可能なエネルギー供給を進めていくのか、その動向から目が離せません。