三菱みなとみらい技術館が新たにリニューアルオープン
三菱重工グループが運営する三菱みなとみらい技術館が、2025年7月12日(土曜)にリニューアルオープンすることが発表され、注目を集めています。今回の改修では、「UNIVERSE BLUE」をコンセプトにしたデザインが導入され、来館者に新しい体験を提供します。
ユニークなデザインの採用
リニューアル後の技術館では、洗練された横浜・みなとみらいの景観に調和しつつ、来館者の興味を引き立てる印象的な外観が実現されています。「UNIVERSE BLUE」は、三菱重工グループが歴史と未来をつなぐ象徴で、青焼き図面(blueprint)や、未来への希望、横浜の自然と調和したデザインを表現しています。
体感できる「1/1 SCALE PROJECT」
エントランスには、実物大のグラフィックを展示する「1/1 SCALE PROJECT」が設置され、高さ10メートル以上の大空間が活用されます。ここでは、三菱重工グループが手掛けるロケットやガスタービン、自動運転車両システムなどの製品が一堂に展示され、来館者はこれらの規模感を直接体感できます。このプロジェクトは、来館者に三菱重工グループの幅広い事業内容や、社会に貢献する技術への理解を深めることを目的としています。
自由な創造力の表現
ファサードには青色のグラデーションが使われており、人々の自由な創造力や想像力を象徴しています。来館者がこのファサードを通過してエントランスに進むことで、抽象的な創造力が、具体的な形としての実物大グラフィックへと昇華する様子を体感できます。
展示内容の充実
技術館内の展示ゾーンでは、実物や映像による展示、さらにはハンズオンでの体験も行われ、来館者は技術に対する理解を深めることができます。また、展示を終えた後は再びエントランスに戻ることで、製品やサービスの新たな発見につながります。
新設される「三菱重工スポーツチャレンジ」コーナーでは、硬式野球部やマラソン部といった企業スポーツの歴史を紹介し、選手のサイン入りシューズを展示することで、訪問者はより身近にその魅力に触れられることでしょう。特に、プロサッカークラブ「浦和レッズ」と「三菱重工浦和レッズレディース」に関する展示は、地域密着型の取り組みとしても話題になります。
今後の展望
三菱みなとみらい技術館は1994年に開館以来、地域との交流や科学技術への関心を高める場を提供してきました。2021年度にはスタジオを新設し、オンラインイベントもスタート。さらに、2024年度には開館30周年を記念した特別展示を予定しており、次世代の学びや体験を促す場所へと進化し続けています。
訪問を希望する方は、営業時間や入館料に関する情報を事前にチェックし、実際に新しい技術体感の場に足を運んでみてはいかがでしょうか。盛りだくさんの展示と、親しみやすい環境が待っています。
基本情報
- - 開館時間: 平日10:00-15:00 (入館は14:30まで)、土日祝10:00-16:00 (入館は15:30まで)
- - 休館日: 毎週火・水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- - 入館料: 大人500円、中・高校生300円、小学生200円
- - 所在地: 〒220-8401 横浜市西区みなとみらい3-3-1 KDX横浜みなとみらいタワー
- - アクセス: みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分、JRまたは地下鉄桜木町駅より徒歩8分
- - ウェブサイト: 三菱みなとみらい技術館の公式サイト