中小企業向けセキュリティソリューションで協力するCSJとSYNCHROの取り組み

新たな協業の背景

株式会社コンステラセキュリティジャパン（CSJ）と株式会社SYNCHROは、数年前から進展するサイバー脅威に立ち向かうため、セキュリティソリューションの提供に向けた協業を正式に開始しました。昨今、国家規模でのサイバー防衛が強化される中、特に注目されているのが中小企業におけるセキュリティ対策の充実です。しかし、多くの中小企業は限られたリソースにより対応が難しく、より効果的なセキュリティ施策の実施が求められています。

この現状を憂慮した両社は、相互の技術力と経験を結集し、リーズナブルかつ効果的なセキュリティソリューションを提供することを目指しています。CSJとSYNCHROは、「取り組みたいが難しい」という中小企業の声に応えられるよう、業界をリードする製品を相互に提供し、具体的な支援を行う意向を示しました。

提供するソリューション

CSJが提供する CSJプロテクティブDNS は、悪性ドメインを自動でブロックし、フィッシングやマルウェアの被害を未然に防止します。さらに、脅威情報を利用した独自の機能で、一般的なプロテクティブDNSよりも拡張された情報分析を実現しています。

一方、SYNCHROが展開する KATABAMI VDP は、独自の通信技術を用いて、企業内部の脆弱性を診断するプラットフォームです。その高い秘匿性により、なりすまし攻撃などのリスクを排除し、定期的な診断を通じてIT資産とOT資産のセキュリティを向上させます。

両社のビジョン

今後、CSJとSYNCHROは中小企業向けのセミナーや体験プログラムを共同で開催し、導入しやすいセキュリティパッケージを整備するなど、継続的な支援を予定しています。また、地方自治体や業界団体との連携を強化し、より多くの中小企業にセキュリティの重要性を浸透させていく予定です。

この協業の目的は「誰も取り残さないサイバーセキュリティ」を実現することであり、両社は協力して中小企業が安心して事業を運営できる環境作りを推進します。