怒りを「盾」に、カスタマーハラスメントを防ぐ
企業の現場において、カスタマーハラスメントは重大な問題です。怒りはしばしば凶器にもなりますが、正しく管理することで、守るべき「盾」となります。今回、オンラインで開催されるこのイベントではカスタマーハラスメントの実情や、その対策について深く掘り下げていきます。
開催概要
イベントでは、厚生労働省の関係者をはじめ、UAゼンセンやアンガーマネジメント協会の専門家が登壇します。タイトルは「アンガーマネジメントで しない!させない!カスタマーハラスメント〜ハラスメントの連鎖を断ち切ろう〜」。日時は2021年6月6日(日)14:00から16:00まで、ZOOMウェビナーを使用して行います。参加は無料で、先着順の受付となっています。定員に達する前にお早めに申し込みをしましょう。
カスタマーハラスメントの影響
カスタマーハラスメントとは、サービスを提供する立場にある人々が、顧客の怒りの感情に晒されることを指します。この現象は、働く人の士気を低下させ、生産性を著しく下げる要因となり得ます。近年、企業ではこの問題に真剣に取り組む必要性が高まっています。正しい怒りの管理、すなわち「アンガーマネジメント」の技術が、この問題解決の糸口となることを期待されています。
アンガーマネジメントの重要性
アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで開発された心理トレーニングの一種です。この技術を活用することで、個人は自らの怒りを理解し、コントロールする能力を高めることが可能になります。企業や教育機関でも導入が進んでおり、職場環境の改善や業務パフォーマンスの向上に寄与しています。特にカスタマーハラスメントに対しては、従業員が健全に対応するための技術を学ぶことで、企業全体の健康度が向上します。
登壇者紹介
イベントには、厚生労働省の雇用環境・均等局雇用機会均等課の専門家や、UAゼンセンの流通部門副事務局長、さらには日本アンガーマネジメント協会の代表理事も登壇します。参加者は、実際の講演を通じて、カスタマーハラスメントを軽減するための具体的な施策を学ぶことができます。また、対談セッションでは、実際の事例を交えながら、どのようにして防止策を講じるかについての議論が展開される予定です。
標語大賞の発表
さらに、カスタマーハラスメント防止に寄与するための標語を募集し、受賞作品の発表も行われます。この標語は、企業や従業員がハラスメントを防ぐための意識を高めるための重要な手段となります。入賞者には豪華賞品が用意されており、参加者にとってもモチベーションの向上につながるイベントです。
参加方法について
興味のある方は、事前にオンラインでのお申し込みが必要です。定員に達した場合は、応募ができないため、早めの登録をおすすめします。なお、当日も空きがあれば参加できる可能性がありますので、併せてチェックしてみてください。
参加申し込み;
こちらから登録が可能です。
このイベントを通じて、多くの方々がカスタマーハラスメントの問題に関心を持ち、具体的な対策について知識を深めることを願っています。私たちの職場環境をより良くするために、共に考え、行動していきましょう!