つくばクラフトビアフェスト2025で新たな交流体験が実現！

つくばクラフトビアフェスト2025で楽しむ新たな交流体験

2025年8月1日から3日まで、茨城県つくば市で開催される「つくばクラフトビアフェスト2025」では、来場者が新たな交流体験を楽しむための実証実験が行われます。この実験では、筑波技術大学が開発したデジタル交流ツール「ISeee TimeLine」を用いて、参加者同士が情報をリアルタイムに共有できる仕組みが導入されています。

イベント概要

つくばクラフトビアフェストは、全国から集結する40のブルワリーや20の地元飲食店が織りなす、200種類以上のクラフトビールを楽しめる最大級の屋外イベントです。過去には1万人以上が来場し、今年はさらなる盛況が予想されています。

参加型実証実験の目的

この実証実験の目的は、来場者が「ISeee TimeLine」を使用して、自身の体験や感想、オススメのビールやフード情報を自由に投稿し、それを他の来場者とリアルタイムで共有することです。これにより、各人がイベントに対する多角的な視点を持つことで、さらなる楽しみ方を発見できることが期待されています。

ISeee TimeLineとは

「ISeee TimeLine」は、筑波技術大学のISeeeプロジェクトが推進する、誰でも参加できる情報共有プラットフォームです。スポーツ観戦や文化イベントなど、さまざまな場面で利用されており、視覚障害者や聴覚障害者を含むすべての人が参加できることを目指しています。参加者は感じたことや気づきを投稿し、瞬時に共有することが可能です。

実証実験の具体的な内容

日時

- 8月1日（金） 15:00～22:00
- 8月2日（土） 11:00～22:00
- 8月3日（日） 11:00～18:00

会場

つくばセンター広場（茨城県つくば市吾妻1-10-1）

実施方法

来場者はスマートフォンから「ISeee TimeLine」にアクセスし、感じたことや楽しい体験を投稿できます。投稿内容は会場内に設置されたモニターで表示され、他の参加者とリアルタイムでアイデアを交換できます。事前登録は不要で、気軽に参加できます。

期待される効果

実証実験を通じて、来場者が体験や感想をシェアすることで、イベントの新しい楽しみ方が発見されることが見込まれます。また、多種多様な参加者の意見や視点を集約することで、つくばクラフトビアフェスト全体の魅力が向上することでしょう。

さらに、デジタル技術を活用した新たな地域イベントモデルが形成され、地域社会における情報共有の重要性が増すことも期待されています。この取り組みは、つくばクラフトビアフェストの新たな楽しみ方を創出するだけでなく、地域における交流の場としての役割も果たすことを目指しています。

「ISeeeプロジェクト」の理念

ISeeeプロジェクトは「Information Support of Everyone, by Everyone, for Everyone」を理念に、すべての人が自由に情報を発信し、受け取ることができる社会の実現を目指しています。情報の共有を通じて、参加者同士が助け合い、コミュニケーションを深める場を提供しています。