第一生命のAI戦略
2024-11-11 08:50:41

第一生命がAIサービス開発環境をプライベートクラウドに移行

第一生命とexaBase Studioの新たな取り組み



プライベートクラウドの導入背景


2023年11月から本格提供が始まった、AIサービス開発環境「exaBase Studio」。このプラットフォームは、金融・保険業界をはじめとして、様々な企業や団体において広く採用されています。その中でも第一生命は、AI活用のためのプラットフォームをプライベートクラウドの環境に移行することを決定しました。これにより、重要な社内データを安全に活用できる環境が整備されることになります。

プライベートクラウドのメリット


第一生命が選んだプライベートクラウド版により、以下のような利点が実現します:
  • - セキュリティポリシーへの適合:自社のセキュリティ方針に従って運用ができる。
  • - 社内ネットワークとの連携:社内システムとの安全な接続が可能になり、重要なデータを活用しやすくなる。
  • - 内製開発の効率化:生成AIなどを活用した新たなサービスを自社で開発しやすくなる。

exaBase Studioの特徴


exaBase Studioは、社内外のAIモデルやサービス、データを組み合わせて、独自のAIサービスを構築できる環境です。このプラットフォームには以下の特徴があります。
  • - 直感的なUI:キャンバスと呼ばれる使いやすいインターフェースが設計されており、開発プロセスが視覚化されます。
  • - オープンな設計:エンジニアだけではなく、経営者や社内外の専門家を巻き込むことで、柔軟なシステム更新が可能になります。
  • - 半自動化された開発プロセス:開発手順を簡素化し、アジャイル的な内製開発を促進します。

RAGOps テンプレート


データ連携の質を向上させるためのRAGOpsのテンプレートも用意されています。この新しいアプローチにより、継続的な改善が可能になり、企業のニーズに合わせた柔軟なサービス開発が現実のものとなります。

第一生命の未来


第一生命は、2023年からこのexaBase Studioを活用し、AI活用プラットフォームの開発と利用を推進しています。これからも新たなサービスを内製し、競争力を高めていくことでしょう。お客様に対しても高品質なサービスを提供するために、セキュアで効率的な環境の構築を進めています。詳細な情報については、公式のプレスリリースをご参照ください。

エクサウィザーズの公式サイトでは、さらに詳しい情報が掲載されています。

会社概要


株式会社エクサウィザーズは、AIを活用したサービス開発を通じ、産業革新や社会課題の解決に寄与する企業です。東京都港区に本社を構え、設立は2016年2月。代表取締役社長は春田真氏です。証券コードは4259で、今後の成長が期待される企業の一つです。


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会社情報

会社名
株式会社エクサウィザーズ
住所
東京都港区芝浦4丁目2−8住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号

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