コンコント菓子店の新たな挑戦
2026年7月15日、長野市若里に新たに誕生した「コンコント菓子店」。この店は、以前金沢市で9年間にわたり愛されてきたお店の移転であり、再出発を意味します。代表の大平弘二氏は、洋菓子への情熱を胸に新たな出発を果たしました。ここで注目すべきは、洋菓子作りに革命をもたらす独自の素材「KOKUMIミルクペースト」です。
KOKUMIミルクペーストとは
「KOKUMIミルクペースト」は、脱脂粉乳を麹によって発酵させた新不思議な素材です。脱脂粉乳は乳脂肪分を取り除いたもので、高い保存性を持ちながらも、国内では余剰在庫が問題視されています。コンコント株式会社ではこの脱脂粉乳に着目し、麹発酵により新たな価値を生み出すことを目指しました。この素材は洋菓子にコクや厚みを加え、食べ後の余韻を残すことが特徴です。
大平氏は、「KOKUMIミルクペースト」を使用することで、ミルク、卵、チョコレート、キャラメル、さらにはフルーツの持つそれぞれの味わいを引き立たせることができると強調しています。へたに麹の風味を出すのではなく、各素材の素晴らしさを最大限引き出す、いわば「美味しさの相乗効果」を狙っています。
メニューの魅力
店内には、様々な洋菓子が並びます。特に「Oishii糀スイーツ」として展開される商品は、まさにこの新たな素材が活かされたものばかりです。たとえば、純生ロールケーキは米粉を使ったふわふわの生地に北海道産の生クリームで作ったクリームを合わせた一品で、KOKUMIキャラメルソースの深いコクが魅力的です。
また、芳醇ガトーショコラは、有機チョコレートと北海道産生クリームを贅沢に使用し、濃厚さを追求した逸品。KOKUMIミルクペーストにより、チョコレートの奥行きと余韻が見事に引き出されています。ほかにも、濃厚カスタードのシュークリームや、こくふわスフレチーズケーキも必見です。
地域や社会への貢献
コンコント株式会社は、ただの商品開発に留まらず、地域への貢献も重要視しています。食品メーカーや他の菓子店への業務用素材としての展開も計画し、長野の新たな名物として育てていく考えです。これにより、地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。
今後の展望
代表の大平氏は、KOKUMIミルクペーストの研究に力を入れ、大学との連携や成分分析、官能評価を進めています。特許も出願中であり、今後ますますこの素材の可能性が広がっていくことが期待されています。
「地域の皆様に親しんでもらえる洋菓子店を目指し、長野から全国に発酵と洋菓子の新しい美味しさを広めてゆくつもりです」と大平氏は意気込みを語っています。
店舗情報
長野県長野市若里2丁目1-23に位置するコンコント菓子店は、10:30から18:00まで営業しています。日曜日と月曜日は定休日ですが、最新情報は公式Instagramやウェブサイトをチェックすることを推奨します。ぜひ、じっくり味わってみてください。