Visual Bank、子ども向け日本語音声データセットを発表
Visual Bank株式会社(東京都港区、CEO: 永井真之)は、AI学習用データソリューション『Qlean Dataset(キュリンデータセット)』の一環として、新たに『子ども版・日本語・日常会話音声コーパスデータセット』の提供を開始しました。これにより、子ども向けのAI開発がさらに進化することが期待されます。
新しいデータセットの概要
今回発表された『子ども版・日本語・日常会話音声コーパスデータセット』は、日本の子どもたちの自然な日常会話を収録した音声データです。データは音声形式(WAV)で、1トラックあたり約20分の長さで構成されています。このデータセットは、日常会話のリアルな場面を捉えており、発音の揺らぎや語尾変化といった年少話者特有の特徴も含まれています。これにより、精度の高い音声認識やユーザー向けインターフェースの開発が理論的に可能となります。
詳細なサンプルは
こちら。
多様なユースケース
このデータセットの利用方法は多岐にわたります。
日本語を話す子どもたち同士の自然な会話を収録しているため、音声認識モデル(ASR)や日本語音声アシスタントのトレーニングに最適です。
日常の会話を基にした発話構造を定量的に分析することで、教育や児童発達支援のAIを実現可能にします。
子どもたちが使いやすいインターフェースを提供するための技術実装が期待されます。
子どもの感情表現を含むデータを使用することで、より人間らしい対話体験を提供するAIの開発に寄与します。
言語発達や社会言語学の研究において、貴重なデータ基盤を提供します。
Qlean Datasetの特徴
『Qlean Dataset』は、研究開発や商用利用に対応しており、全てのデータ取得に同意書を取得しています。これにより、個々のプライバシーポリシーにも準拠しています。さらに、データパートナーシップを通じて、音声、画像、動画など幅広い領域でデータ提供体制を強化中です。
このような取り組みにより、Visual BankはAI開発の新たなスタンダードを構築し、収集・整理の負担を軽減。結果として、開発スピードを加速させています。
お問い合わせと今後の展望
Visual Bankは、高品質なデータ提供を通じて、安心してデータを活用できる環境を整えています。今後も新しいデータセットの追加や改良を進め、AIにおけるデータの可能性を追求していきます。詳細情報やお問い合わせは、
こちらのフォームをご覧ください。
Visual Bankの企業情報
Visual Bank株式会社は、次世代型データインフラを提供する企業であり、AI開発のサポートを通じて「すべてのデータの可能性を解き放つ」というミッションを掲げています同社は、漫画家支援ツール『THE PEN』の提供や、子会社アマナイメージズを通じたデータサービスの展開を行っています。今後も、社会実装に向けての取り組みを加速させていく姿勢を示しています。