クリスマスツリーに彩られた心温まるぬいぐるみの世界
東京・日暮里駅で開催中の「フェリシモ ハッピートイズプロジェクト」のクリスマス展示は、11月30日から12月25日までの期間中、駅の美しい北改札内の「エキュート日暮里」にて行われています。
このプロジェクトは、1997年に始まり、手作りのぬいぐるみを世界中の子供たちに届けるという活動です。今回は、全高8メートルのクリスマスツリーが出現し、多くの訪問者を迎え入れています。
ハッピートイズプロジェクトの魅力とぬいぐるみたち
会場に飾られているクリスマスツリーは、ロマンチックなピンク色で装飾され、『いつもほがらか ごきげんコアラちゃん』と呼ばれるユニークなキャラクターのぬいぐるみがコレクションとして展示されています。これらのぬいぐるみはすべて寄付されたもので、手作りによる温もりと個性が感じられ、訪れた人々を楽しませています。この華やかな展示は、アートディレクターの亀山 和廣氏の設計によるもので、彼は阪急うめだ本店のディスプレイにも携わってきた実力派です。
開催初日の点灯式
展示初日には、特別な点灯式が行われました。セレモニーには、俳優の洋輔さんやタレントのキャシー中島さん、そして奥山佳恵さんなどの著名人が参加し、訪れた多くの人々を盛り上げました。
特に、奥山さんは19年もの間、このプロジェクトを支援してきたということで、その熱い思いを語りました。点灯式には東京荒川少年少女合唱隊のメンバーも参加し、聖夜にぴったりなクリスマスソングを披露して会場を盛り上げ、また特別ゲストの「にっぽりん」も盛況に加わりました。
地域との連携と寄贈活動について
フェリシモ ハッピートイズプロジェクトは、地域の住民や職員の協力も得ながら進められています。日暮里繊維街にある多くの問屋との関わりから、2009年からはエキュート日暮里が展示に協力し続けています。さらに、寄贈されたハッピートイズは、クリスマス後には国内外の様々な施設に贈られます。
この活動は、単なるクリスマスのイベントにとどまらず、子どもたちに笑顔を届けるための重要な社会貢献活動でもあります。実際に、これまで手作りされたぬいぐるみは累計で68,000体以上に達し、60以上の国に届けられてきました。
参加の呼びかけ
展示期間中は「いつもほがらか ごきげんコアラちゃん」のぬいぐるみの寄贈を受け付けています。来場者は、自分で制作したぬいぐるみを持参することができ、製作したものはその場で展示される仕組みとなっています。
寄贈受付時間: 10:30~20:00
受付窓口: TEL 03-3806-8910(エキュート日暮里運営事務室)
アクセス: JR日暮里駅 北改札内
このプロジェクトは、ただのクリスマスイベントを超え、より良い未来をつくるための手助けとなることを目指しています。皆さまもこの活動に参加して、手づくりの温もりを感じてみませんか。
URL:
フェリシモハッピートイズプロジェクト