毎年恒例の「鬼の修正会」が、今年も迫力のある大松明神事を通じて地域の伝統を祝います。この神事は、一年間の五穀豊穣と無病息災を願うもので、地元の文化を体験できる貴重な機会です。特にクライマックスを飾る大松明神事では、直径1メートル、長さ13メートルの大松明が3本、炎に包まれながら神社を照らし出します。
今年の祭りは、1月4日(土)に行われ、集合は18時30分から熊野公民館で行われる予定です。祭りの始まりを告げる神事は16時から行われ、その後地元小学生たちによる小松明神事も17時から予定されています。この地元の若者たちが参加することにより、地域全体での絆が深まることを期待しています。
さて、今年の「鬼の修正会」では、特に大松明を支える男性参加者を募集しています。参加資格は健康な男性で、参加者全員には当日使用する鉢巻きやサラシ、また交通安全のお守りがプレゼントされる特典も用意されています。昨年の募集では、多くの参加者が九州内外から集まりましたが、地域の祭りを支えるためには、地元参加者もさらに多く必要とされています。
この神事の参加は、単なる観覧では味わえない特別な体験です。炎の迫力や地域の人々との交流を通じて、忘れられない思い出を作ることができるでしょう。
参加希望者は12月20日(金)までに申し込むことが必要です。申し込みは筑後市観光協会(電話0942-53-4229)で受け付けています。定員は設けられておらず、何名でも参加が可能です。地域の行事に参加し、伝統を支える一員として、新年の訪れを祝ってみてはいかがでしょうか。
また、「鬼の修正会」を運営する筑後地区観光協議会は、事務局が久留米市役所の観光・国際課内に設置されています。詳細な情報については、当地の観光協会までお問い合わせください。
伝統的な儀式に参加し、地域の文化を体験する素晴らしいチャンスです。健康な男性の皆さん、この機会にぜひ参加を検討してみてください。