スポGOMI甲子園2024 京都府大会の優勝チームが市長を表敬訪問
2024年10月6日、京都府の宮津市役所にて開催された『スポGOMI甲子園2024 京都府大会』の優勝チーム『暇人』が、城﨑雅文市長に表敬訪問を行いました。このイベントは、地域の清掃活動を競い合うものであり、地域密着型のイベントとして注目されています。
午前13時から宮津市役所の応接室で行われた表敬訪問では、挨拶から始まり、出席者の紹介や優勝チームの紹介が行われました。イベントの後半にはフォトセッションも行われ、和やかな雰囲気の中で表彰される光景が見られました。
城﨑市長のコメント
城﨑市長は、優勝チームの活動を称賛しつつ、地域のごみ問題に関する意見を述べました。「最近はごみが少ないと感じるが、天候や潮の干満によって海岸に漂着するごみが増えることもある。宮津市にとって、ごみ問題は非常に身近な課題です。特に、日本三景の一つである天橋立を有する当市では、自然景観を守ることが重要です」と市長は語り、地元の環境問題への理解を促しました。
また、来月に控える全国大会に向けた意気込みも伝え、「全国大会でも素晴らしい結果を期待しています」とチームを激励しました。
優勝チーム『暇人』のコメント
優勝チームのメンバーは、幼馴染で構成された3人組。彼らは、「小学生の頃からずっと一緒に活動してきた仲間で、優勝するのは今回が初めてなので嬉しい」と笑顔を見せました。チームは、今回の競技で見つけたごみの中でも特にプラスチックごみやたばこの吸い殻が目立っていたと語ります。
「宮津市のごみを少しでも減らすことができたのを誇りに思います。全国大会でも東京の街を綺麗にするために頑張りたい」と、次のステージへの意気込みを語る姿が印象的でした。
スポGOMI甲子園の意義
このスポGOMI甲子園は、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが主催しているイベントであり、参加者はルールに基づいて、決められた時間内にできるだけ多くのごみを拾い集め、その量を競い合います。対象となるごみは、一般的に海洋ごみ問題が多く取り上げられていますが、今回の大会でもその意義が強調されました。
加えて、今回のイベントは「CHANGE FOR THE BLUE」というプロジェクトとも連携しており、海洋ごみ問題の重要性を広めるための取り組みの一環として行われました。2018年から始まったこのプロジェクトは、国民一人ひとりが海洋ごみ問題を自分の問題として捉え、意識を向上させることを目的としています。
今後も地域の清掃活動は、環境意識を高めるだけでなく、地域社会とのつながりを強める貴重な機会となるでしょう。優勝した『暇人』は、全国大会でもその活動を通じて、より多くの人々にごみ問題の重要性を伝えていくことでしょう。
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションの公式サイトでは、今後のイベント情報や活動についても紹介されています。さらに、海洋ごみ問題に関心のある方は、日本財団が推進する
海と日本プロジェクトにもぜひ注目してください。