麗澤大学の新たな試み:JaLEC設立記念シンポジウム
麗澤大学(千葉県柏市、学長:徳永澄憲)は、2026年5月30日(土)に「麗澤大学日本語教育共創ラボ(JaLEC)設立記念シンポジウム」を開催します。このイベントは、4月に新設されたJaLECの始まりを祝うもので、日本語教育の理論と実践の関係を再考し、多様な現場での実践を通して未来の日本語教育のあり方を探ることを目的としています。
また、当日はJaLEC設立の契機となった議論をまとめた書籍『日本語教育はどう変わる?「日本語の明日を考える」シンポジウム録』が刊行され、そこに込められた問題意識や実践の可能性についても深く共有されます。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムでは、日本語教育に関わる大学、学校、地域における具体的な実践例が紹介され、現場での経験がどのように学びへとつながるかを幅広い視点から考えていきます。
基調講演
石黒広昭(立教大学 特別専任教授)による基調講演「現場で学ぶためにできること―理論と実践を編み直す」では、現場の実践を通じて学ぶ力について考察します。
実践報告
さらに、井上里鶴(麗澤大学国際学部 准教授)による「やさしい日本語を活用した地域連携(富士宮市酒蔵プロジェクト)」や、金孝卿(麗澤大学国際学部 教授/JaLECラボ長)が報告する「外国につながる生徒支援における大学生の変容―県立定時制高校での実践から」など、実践を通じて得られた知見も紹介されます。
現場との対話
また、実践報告の関係者(卒業生や地域、学校の関係者)が参加し、多様な立場からその実践を振り返り、協働のあり方について考える貴重な対話の時間も設けられています。
書籍に関する情報
記念シンポジウムの開催にあたり、書籍『日本語教育はどう変わる?「日本語の明日を考える」シンポジウム録』が発行されます。この書籍は、日本語教育の理論と実践に関わる議論をまとめた内容となっており、シンポジウムから得られた実践と結びつけて、より深い議論が行われることを期待しています。
シンポジウム詳細
- - 名称: JaLEC設立記念シンポジウム
- - テーマ: 日本語教育の実践と理論をつなぐ―共創拠点の役割とは
- - 日時: 2026年5月30日(土)13:00~17:30(開場 12:00)
- - 会場: 麗澤大学 校舎「さつき」1階 大講義室
- - 対象: 学生、教員、行政関係者、企業・団体関係者、研究者、一般市民
- - 参加費: 無料(要申込み)
日本語教育共創ラボ(JaLEC)について
JaLECは2026年4月1日に設立され、日本語教育センターや国際学部、大学院を横断する共創プラットフォームです。このラボは、日本語教育を「多文化共生社会を支える営み」として捉え直し、実践と研究を結びつけることで新たな知識の創出を目指しています。
麗澤大学について
麗澤大学は昭和10年に設立され、創立者の廣池千九郎が「道徳科学専攻塾」を開校したことから始まります。教育理念「知徳一体」のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指して教育改革を進めています。