Z世代に支持される「パラレル」がCEE2024で発表した新しい遊び方
友達と楽しめるアプリ「パラレル」(運営:パラレル株式会社)は、2024年11月22日に開催されたシンガポールの「CEE 2024」に登壇しました。このイベントでは、OpenAIが先日発表した「リアルタイムAPI」を活用したユースケースを発表し、注目を集めました。
「CEE 2024」は、リアルタイムエンゲージメントAPIのリーディングカンパニーであるAgoraがOracleと協力して開催する、年に一度のショーケースイベントです。アジアを中心に、AIを活用した最新のユースケースを共有する場として、多くのスタートアップ企業が参加しています。日本からは、パラレルの開発責任者である吉牟田陽平氏が登壇し、彼の発表に多くの期待が寄せられました。
発表内容
イベント中、パラレルはAgoraの音声ミキシング技術とOpenAIのリアルタイムAPIを組み合わせた、新しいSNSの遊び方を提案しました。このシステムを通じて可能となる遊びの数々は、以下のような機能を含んでいます:
1.
ウェイクワードでのAI起動: ユーザーが特定の言葉を発することで、AIが簡単に起動可能となります。
2.
AIのゲームパートナー機能: 友達が集まるまでAIが話し相手やミニゲームの相手をしてくれます。
3.
ゲームの提案機能: 友達が集まると、AIがユーザーの過去の利用履歴に基づいて、適切なゲームを提案します。
4.
会話の盛り上げ役: AIが友達同士の会話を進化させ、楽しさを倍増させます。
5.
実況機能: ミニゲームがスタートすると、AIがそのプレイをリアルタイムで実況してくれるという新しい体験を提供します。
デモ動画も公開されており、多彩なAI活用の場面が確認できます。さらに、AIはゲーム説明やDJ、ポーカーディーラー、さらには家庭教師としての役割も果たすことが期待されています。このように、AIを活用することでリアルタイムに従った新しいエンターテイメント体験が実現されつつあります。
今後の展望
パラレルは、リアルタイムAPIの活用を通じて、ユーザーの様々なシチュエーションやプレイスタイルに合わせた新しいコミュニケーションの形を提案しています。これにより、友達と過ごす時間がより価値あるものとなることでしょう。また、今後もAI技術の研究開発を続け、さらに魅力的で柔軟なサービスの提供を目指していくとのことです。
CEE 2024開催概要
- - 日時: 2024年11月22日(金)
- - 会場: ハイブリッドでの開催(オフライン:オラクルシンガポールオフィス、オンライン:YouTube配信)
- - 詳細情報: CEE 2024 登録ページ
パラレルの未来
「パラレル」は、累計ダウンロード数が800万を超える国内最大規模のソーシャルアプリです。特にZ世代に人気があり、平均利用時間が3時間を超えるなど、高いエンゲージメントを誇ります。今後も進化を続け、さらなるユーザー体験の向上が期待されます。
- - 会社名: パラレル株式会社
- - 代表者: 青木 穰 / 歳原 大輝
- - 所在地: 東京都港区西麻布3丁目19-10-101
- - 会社HP: パラレル株式会社の公式サイト
- - プロダクトサイト: パラレルアプリのサイト
- - 資金調達実績: シードからシリーズCラウンドまで、累計30億円超の調達を実現。